春日市議会 > 2020-11-18 >
令和2年市民厚生委員会 名簿 2020-11-18
令和2年市民厚生委員会 本文 2020-11-18

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  1. 春日市議会 2020-11-18
    令和2年市民厚生委員会 本文 2020-11-18


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午前10時00分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長内野明浩君) ただいまから市民厚生委員会を開議いたします。  本日は傍聴人がいらっしゃいます。傍聴人の方に申し上げます。私語や拍手は慎んでいただきたいと思います。携帯電話は電源をお切りいただくか、マナーモードに設定していただきますようお願いいたします。撮影及び録音は傍聴規則によりできませんので、御協力をお願いいたします。  それでは初めに、委員会記録の署名委員を指名いたします。署名委員に飯田浩昭委員を指名いたします。  なお、委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、一問一答で簡潔明瞭に発言を行ってください。  それではまず初めに、福祉支援部の報告事項ですか、報告事項だけですね、今日は。  高瀬福祉支援部長。 2: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 皆さん、おはようございます。福祉支援部でございます。  本日のですね、事案としては報告事案です。報告事案はここに、皆さんのレジュメに書かれているとおり4項目ございます。1項目から順に担当課長が説明いたしますが、1番のですね、令和3年度からの組織見直しについて、概要を私のほうが先に説明させていただきたいと思います。  資料はA4の縦の、タイトルとして「令和3年度に向けた組織再編について」、これをお開きください。よろしいでしょうか。  まず、この表の見方なんですけれども、上のほうの図になっているところの左側がですね、現在、令和2年度の組織体制となっております。右側の大きな項目が令和3年度組織案というふうになっております。ここに二つの部が掲げてあります。福祉支援部地域生活部です。この二つの部が来年度の再編に該当する分となりますので、その分を抽出している、そういった図形となっております。  また、上のほうの図のですね、表のですね、一番右側に、1)、2)、4)、3)というふうに番号が打ってあります。その番号は下の文字に書かれている、1)、2)、3)、4)、ここの部分と呼応しておりますので、照らし合わせながらですね、説明を行いたいと思っております。  まず、福祉支援部のところになりますけれども、網線がかかっているところが変更に関係する分になります。ここに地域生活部もありますが、これは福祉支援部ではございませんので、ちょっと説明は割愛させていただきたいと思っております。  この資料全体なんですけれども、先月の総務文教委員会のほうでもですね、同じ資料として配られているものでございます。  なお、今回については福祉支援部がかなり変更点がございますので、今回この場でですね、組織再編についての概要を申し述べたいと思っております。  福祉支援部については、基本的に福祉支援課、保護課については影響はなかったんですが、子育て支援課こども未来課、それと保育所関係に大きな変更がございます。  変更の大きな点なんですけれども、指定管理の導入、また、公私連携保育法人の導入によってですね、人員の采配の変更があります。それとともに子育て支援課に関して発達支援担当を新設することでですね、大きく業務の変更ができておりますので、それはまた担当課長のほうから説明させたいと思っております。  全体を福祉支援部は大きく動かしてはいるんですけれども、課の数、また担当の数からいうと同数でございます。ただ、保育所が一つ減ったという状況になっております。  それでは、子育て支援課からですね、順次説明させたいと思います。
    3: ◯委員長内野明浩君) 久原子育て支援課長。 4: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 子育て支援課です。子育て支援課は、現行は子育て支援担当母子保健担当、療育担当の3担当ですが、令和3年度から発達支援担当が新設され4担当になり、課長級の主幹が配置されます。また、こども未来課から、児童センター管理業務病児保育業務母子生活支援施設入所措置業務、DV相談、助産施設入所措置業務が移管されます。  それでは、発達支援担当について御説明します。担当名は発達支援担当ですが、対外的に分かりやすいように発達支援室という名称になります。資料A4の2枚組、タイトルが、発達支援担当発達支援室の新設についてを御覧ください。  発達支援室は、発達に困り感のある児童とその保護者に対する切れ目のない支援を拡充、強化するため、現在、子育て支援課福祉支援課学校教育課が所掌する児童の発達支援に関する事務を統合、拡充します。  まず、1、発達支援室の機能、四つの柱です。1)相談、2)検査・判定、療育手帳などを持っていない児童について児童発達支援事業所放課後等デイサービス等の障がい児施設通所の利用判定を行います。3)支援、ゼロ歳から15歳まで継続した支援を行います。また、2)の判定でグレーゾーン等の要経過観察とした児童への支援やペアレントプログラムなどでの家庭支援、保育所や幼稚園の巡回訪問支援などを行います。4)研修、支援する側の人材育成を行います。  次に、発達支援室設置後の効果です。1)相談窓口の集約、専門職の集約による専門性の向上。2)切れ目ない支援、現在、未就学児は福祉支援部、就学後は学校教育課というふうに、福祉と教育がうまく連携してないところもありますので、発達支援室では切れ目ない支援を行います。3)発達関連情報の一元化、個別管理可能なシステムを構築します。  次に、3、職員配置予定です。記載のとおりですが、多種にわたる専門職の配置を予定しています。専門職の三つ目の丸に指導主幹というのを書いておりますが、先ほど御説明した課長級の主幹とは別なもので、学校との調整を行います。小中学校の校長を退職した人などを予定しております。  次に、資料の2枚目でイメージを御説明します。春日市子ども・子育て相談センターの拡充構想、切れ目ない支援のための発達支援室を含めた総合窓口設立を御覧ください。  現在、子育て世代包括支援センターである子ども・子育て相談センターは、表の左側の機能の1、子育て支援と、真ん中の機能2、母子保健が連携を取りながら相談を受けたり支援を行っています。来年度、発達支援室ができると、表の右側の機能3ですが、三つの形態となります。子ども・子育て相談センターと関係機関との連携ですが、表の下に上下の矢印がありますが、現在の医療機関や幼稚園・保育園に加えて、児童発達支援事業所放課後等デイサービス、小学校・中学校、特別支援学校通級指導教室教育支援センター、また、ここには記載はしておりませんが放課後児童クラブ児童センターなどと連携し、切れ目ない支援を行っていきます。  子育て支援課は以上です。 5: ◯委員長内野明浩君) 久保山こども未来課長。 6: ◯こども未来課長久保山竜治君) 続いて、こども未来課です。こども未来課は現在、母子児童、保育、児童の3担当、それから昇町、須玖の保育所がございます。こちらが令和3年度に向けまして、まず母子児童担当のほうが名称のほうを変更します。長らく母子児童担当という名称ではあったんですけれども、住民サービスの対象がですね、母子に限定されないという部分、それからちょっと分かりにくいという部分から、児童給付担当という形で名称の変更を予定しております。それから保育担当は特に変わりません。ただ、配置が2係調整を取るということで予定しております。  次に、児童担当のほうが、須玖児童センター指定管理制度導入に伴いまして、児童担当のほうは解散をし、児童センター業務は先ほど申しましたように子育て支援担当へ、放課後児童クラブ業務保育担当のほうへ移管をする予定としております。  次に、昇町保育所のほうは、須玖保育所から正職の保育士のほうが来ますので、機能強化を図ります。それから須玖保育所のほうは、公私連携法人の導入によりまして直営保育所としては廃止をするという形になります。  こども未来課のほうは以上でございます。 7: ◯委員長内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 8: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 福祉支援部の全体構想は今課長が申し上げたとおりになりますけれども、ちょっと大きな動きがありますので、やっぱりこれについてはできる限り周知等に努めていきたいと考えております。  以上で1点目のですね、組織見直しについての説明を終わります。 9: ◯委員長内野明浩君) それではただいまの報告につきまして、質問があれば。  原委員。 10: ◯委員(原 克巳君) 発達支援担当の資料の大きな2番の3)ですけれども、個別管理可能なシステムということなんですが、これ、イメージ的には、例えばカルテ的なものを例えばサーバーに一括保存してて、それを関係者が見に行って情報を共有できるといったものでよろしいんですか。 11: ◯委員長内野明浩君) 久原子育て支援課長。 12: ◯子育て支援課長(久原徳子君) そのとおりで、システムを誰でも関係者が見に行くような形になります。  以上です。 13: ◯委員長内野明浩君) ほかにありますか。北田委員。 14: ◯委員(北田 織君) 今回、児童の関係で解散されてて、放課後児童クラブの業務が保育担当のほうに移管されるということなんですけど、保育担当というとどうしても就学前という意味ではないんですかね。放課後児童クラブの対象の児童というのは当然、学校に通ってる子どもだというふうに受け取ってるんですけれども、ここで言う保育担当というのは就学前の子どもたちが担当ではないんですかね。 15: ◯委員長内野明浩君) 久保山課長。 16: ◯こども未来課長久保山竜治君) 担当名称が就学前の子どもたちだけを対象としているという意味ではないので。 17: ◯委員長内野明浩君) 北田委員。 18: ◯委員(北田 織君) そうすると、放課後児童クラブの関係者もある面でいうと保育というような受け止め方でいいわけですか。 19: ◯委員長内野明浩君) 久保山課長。 20: ◯こども未来課長久保山竜治君) 放課後児童クラブは非常に学年、1年生から6年生までで子どもたちの成長の度合いも非常に著しい時期で、やはり低学年はですね、もちろん教育という部分もあるんですけど、まだまだ保育という部分も混在している部分もありますので。それから、これまでもいろいろ心配をおかけしてますけども、やはり指定管理者が替わったというところもありまして、まず、まだまだうちの所管できちんと面倒見ていきたいなというところもありましたので、そこも併せて保育担当のほうで業務を今回移管するということでございます。 21: ◯委員長内野明浩君) 原委員。 22: ◯委員(原 克巳君) すみません、先ほどのシステムの件で追加です。この関係者というのは、範囲としてはどこまでの範囲を想定してらっしゃるんでしょうか。 23: ◯委員長内野明浩君) 久原子育て支援課長。 24: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 今のところ福祉支援課と、あと教育関係になると思います。あと、ごめんなさい、もちろん子育て支援課もですけど。 25: ◯委員長内野明浩君) 原委員。 26: ◯委員(原 克巳君) そうすると、例えば学校の先生とか保育所の先生などは含まれないというところでしょうか。 27: ◯委員長内野明浩君) 久原課長。 28: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 保育所のほうのシステムは見れますけど、学校の先生までちょっとシステムのほうがまだ整理ができていないので、そこはおいおい学校の先生のほうでも情報共有はできるようにはしていきたいと思いますけど、来年度は学校のほうではちょっとシステム上、難しいかなと思います。  以上です。 29: ◯委員長内野明浩君) よろしいですか。米丸委員。 30: ◯委員(米丸貴浩君) 非常に期待をするところなんですけれども、さきの委員会で保幼小連携の調査事件があって、その説明をいろいろ聞きました。その一環としてこれが始まるという、まず位置づけとしてはそれでよろしいですか。 31: ◯委員長内野明浩君) 久原課長。 32: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 一環としてというよりも切れ目ない発達支援、こちらに関しては発達支援に特化といいますか、ですので一環としてではないといいますか……。 33: ◯委員長内野明浩君) 久保山課長。 34: ◯こども未来課長久保山竜治君) 補足させていただきます。  保幼小連携というのが縦だけのつながりではなくて、保育所であったり幼稚園であったり、例えば市内であれば届出保育所もございます。横の連携もございますので、クロスオーバーしている部分はございますけれども、当然、発達支援室がその一環も担うというところではあります。 35: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 36: ◯委員(米丸貴浩君) ありがとうございます。  この新設についての資料の一番下、職員配置のところで、さっき言われた指導主幹、ここの役割というのが、私、今から非常に大きいだろうと思うんですね。その次の資料にも教育委員会の補助執行ということでこうして書いてありますけれども、この主幹が今後、福祉と教育のジョイントになる、かなりハードな役割を担っていくと同時に期待も大きいところだろうと思ってるんですね。  ここはですね、この方の私の中のイメージは、前期の委員会の中で港区の取組を御説明したときに、ここもたしか教育委員会からの方が一人入ってあって、こういう指導主幹的な役割を果たしてあったと思うんですけど、イメージとしてはそのような役割をこの方が果たすということでよろしいですか。 37: ◯委員長内野明浩君) 久原子育て支援課長。 38: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 教育委員会とのつなぎの役割をしていただくようになります。 39: ◯委員長内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 40: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) なかなかですね、教育分野を経験された方はよく分かると思いますけれども、この指導主幹というのはですね、指導主事よりもちょっと上の立場でですね、すごく学校に対して強く指導とか助言とかを言うぐらいのですね、役目を担っている方です。特にいろんな知識を持っている方を選考してですね、そして学校の過不足のところの調整をやったり、それとか市の意向を分かりやすくですね、学校の文化に合わせてなじませていくという、そういった仕組みに思っております。  今回ですね、こういった指導主幹を入れるということで、教育委員会だけじゃなくてですね、教育委員会の中の学校に直接アプローチができるといったことが一つの優位点かなと思っております。本来は教育委員会と福祉がですね、一緒に同じ組織で行えばいいんですけれども、どうしても教育委員会と市長部局というのはちょっと別のものになりますので、ここは補助執行という形を取らせていただいているという形になります。  以上です。 41: ◯委員長内野明浩君) よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 42: ◯委員長内野明浩君) ないようですので、じゃあ、次、お願いいたします。高瀬福祉支援部長。 43: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) それでは、2点目のですね、障がい者就労施設等からの物品調達の推進について、これ以降のですね、案件については、各担当課長が説明を行います。 44: ◯委員長内野明浩君) 牧之瀬福祉支援課長。 45: ◯福祉支援課長牧之瀬尚美君) それでは、障がい者就労施設等からの物品調達の推進について報告いたします。  A4縦の資料1を御覧ください。1番、春日市及び筑紫地区の実績から報告いたします。  グラフは筑紫地区の優先調達の実績で、平成30年度と令和元年度の実績です。グラフの縦は金額を1,000円単位で、横の表は筑紫地区のそれぞれ2か年の状況を、役務費と物品、それぞれの調達の額を表したものです。  役務費の内容は、清掃や施設管理業務になります。物品は、食品、焼き菓子、小物、雑貨等になります。春日市は、筑紫地区の中では調達額が大きくなっています。これは、いきいきプラザ、ぱれっと館など、施設の清掃業務の委託契約が大きなものになっております。  その下の春日市分の詳細については、令和元年度、本市の実績の内訳になります。表の中の対前年度増減は、30年度の実績と比較した増減額です。  役務費の内訳としては、障がい者週間啓発用リーフレット印刷や市報等を配送している地区配送業務、そして市内3施設の清掃業務になります。また、物品の内容は、ふるさと納税の返礼品や児童虐待防止障害者週間等の啓発物品や、保育所で提供されるおやつになります。  これらの調達を推進する取組といたしましては、市のウェブサイトへの公表や市内障がい福祉サービス事業所、就労系の事業所になりますが、それらの事業所に対し、物品の調達ができるかどうか電話にて毎年確認しております。  裏面は、本市の物品の調達方針になりますので、参考資料として御確認をお願いいたします。  報告は以上です。 46: ◯委員長内野明浩君) それでは、ただいまの報告に関しまして質問があればお願いします。  米丸委員。 47: ◯委員(米丸貴浩君) 報告ありがとうございます。  まずですね、春日市が特化して調達額が高いのは、さぽーと春日さん、これが毎年度毎年度ありがたいことにしてあるところだと思うんですけれども、この法の趣旨が、障がい者雇用を支援するための仕組みを整えるとともに、障がい者の皆さんが就労する施設等の仕事を確保して、その経営基盤を強化することがたしか法の趣旨であったと思うんですね。そのためにこうして優先的に調達してくださいねということになってると思うんですね。もう一点は、これは方針をつくって公表して、それに基づいてやりなさいと。まあ当然のことなんですけれども。そして実績は公表しなさいねということがこれだろうと思ってます。  ちなみにですね、この調達方針、今、参考資料として裏面に頂いておりますけれども、令和元年度と2年度とを比較したときに、調達方針に変わったところというのがまずありますか。 48: ◯委員長内野明浩君) 牧之瀬課長。 49: ◯福祉支援課長牧之瀬尚美君) 調達方針について、特に変わったところはございません。 50: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 51: ◯委員(米丸貴浩君) 実績額からすればですね、筑紫地区ではもうずば抜けて高いので、そこにどうこう言うつもりは決してないわけですけれども、この法の趣旨の中にはですね、まず目標額を設定して、当然予算とかもありますけれども、それを勘案した中で調達目標を設定して、それに近づけていこうということ、それから、その目標額をなるべく下回らないこともたしかあったと思います。  できればですね、残念ながら、今頂いている実績からすると令和元年度のほうが、300万まではないにしろ、やっぱり減額になっているので、この部分をじゃあどうしようかと。どうしてまた元の額に近づけていこうかというのも一つかなと思いますので、令和2年度の調達方針が何か変わったところがあるのかなと思ってお聞きしたんですが、なかったんですね。  この辺りのことは、今からどのようにして、また3年度もまた調達方針を決めなきゃいけませんけれども、どのようにして少しでも障がい者優先調達の趣旨に基づいて実績を確保していこうというお考えがあるのかをお聞きしたいと思います。 52: ◯委員長内野明浩君) 牧之瀬課長。 53: ◯福祉支援課長牧之瀬尚美君) 調達先についてもですね、偏ることなく公平的な面からもいろんな事業所さんのほうに参加していただきたいということももちろんございますので、そういった意味で毎年この指針の公表と実績の公表をしているところです。少しでもですね、そういった事業所がプラスになるような動きを私どもは考えたいとは思っております。  今回は、大きく240万ほど減った部分は、ふるさと納税返礼品が大きく影響しているところでございます。これについては国からのふるさと納税に関する指針の変更がございました。その関係で大きく影響しているというふうに聞きました。具体的には郵送料、送付料のコストを下げてくれと国のほうから指示があって、そういったときに郵送料というのは固定化されているので、その分はどうしても市としても下げることはできないところです。その送付料の削減をするときに、今まで紹介した物品については、1万円と5,000円の区分、二つありまして、それでふるさと納税返礼品として上げてたんですけれども、少しでも割合を低くするために1万円の区分のみにいたしました。そうなったときに1万円の寄附をして、雑貨であったりとかクッキーというのは、なかなかそこを選ばれない、選ばれにくい環境になったというのが要因としてございます。  そういった要因もございますが、そもそもの物品なり事業所さんのほうが少しでもプラスになるような動きは今後とも考えていきたいと思いますので。  以上です。 54: ◯委員長内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 55: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) ちょっと補足しますけどね、物品のところで、例えば障害者週間のラスクとかございますよね、書いてありますよね。これ元年度から始めたものなんですけれども、やはり事業所さんが作れて、そして喜ばれて、そしてある意味市民の受けもいいと。そういったものをですね、なるべく行政としても考えながら対応しておりますので、できる限り障がい者の就労基盤とか経済活動の安定を狙ってですね、いろいろ知恵を出し合いながら頑張っているところです。  ただ、今年度についてはですね、コロナの関係でいろんな事業が取りやめとなっていますので、多分、来年度の影響がまたこの指標としてはですね、ちょっと下がってくる可能性は否めないかなと思っておりますが、そういった感染症とはまた別にですね、またいろんなところで工夫をしていきたいと思っております。ぜひ御期待と言ったらいけないんですけど、ぜひこちらとしても努力していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 56: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 57: ◯委員(米丸貴浩君) 分かりました。  この優先調達法の対象となる障がい者就労施設等、「等」ですよね。今、春日市の中では、在宅就業障がい者の皆さんに対する声かけというのもされてあるんですか。 58: ◯委員長内野明浩君) 牧之瀬課長。 59: ◯福祉支援課長牧之瀬尚美君) すみません、在宅で就業されている方についての声かけというのを具体的に私が確認しておりませんので、声かけしているかもしれませんので、そこは、すみません、確認させてください。 60: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 61: ◯委員(米丸貴浩君) じゃあ、確認をお願いします。  春日市の中にいらっしゃるあまねく障がい者の方にこういう機会は。やっぱりまず知っていただくこと。法の成立がたしか平成25年だったかな、だったですよね、になりますので、法の周知が、やっぱり御存じない方もいらっしゃるかもしれませんので、まずはその部分をですね、確実なものにしていただきたいと思うところ、それ、よろしくお願いしますね。  それからもう一つはですね、部長がおっしゃったように私もそう思うんですよね。できればですね、提案といいますか、こういうことができないかなと思っているのは、今、市役所1階のロビーでパンの販売とか、それから焼き菓子の販売とか物品の販売とかされてますけれども、春日市の中にいらっしゃるですね、こういう対象となる皆さんのいろんなグッズ、商品をですね、一同に。何というんですかね、よく三越さんの上辺りで合同の展示即売会みたいなのをやってありますよね。春日市の中でこういうことをやってありますというのをですね、一般市民の方にも知っていただく機会を設けることも大事じゃないかなと思いますので、どうかですね、そういうことを一度考えられたらいかがですかね。
     私たち委員会も知っているのは、ある特定の施設の方だけかもしれませんし、ひょっとすると中にはもっとたくさんいらっしゃるかもしれませんので、一度、先ほどの声かけのときにですね、在宅就業障がい者の皆さんのところの確認をされるときにですね、全ての方を一回抽出していただいて、そして先ほど言ったようなですね、ロビーでするのかどうか分かりませんけれども、そういうことを一度企画されたらいかがかなと思いますので、課長、どうかよろしくお願いいたします。 62: ◯委員長内野明浩君) 牧之瀬課長。 63: ◯福祉支援課長牧之瀬尚美君) 分かりました。ありがとうございます。いろいろ工夫していって、少しでも多くの方に知っていただくような形を取りたいと思っております。ありがとうございました。 64: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 65: ◯委員(米丸貴浩君) もう一点だけいいですか。今ですね、一番多いのは就労継続支援のB型が一番多いのかなと思うんですけれども、今、平均工賃って、春日市の平均工賃は幾らぐらいなんですか。 66: ◯委員長内野明浩君) 牧之瀬課長。 67: ◯福祉支援課長牧之瀬尚美君) 平均工賃も確認してお伝えします。 68: ◯委員長内野明浩君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 69: ◯委員長内野明浩君) ないようですので、次、お願いいたします。牧之瀬課長。 70: ◯福祉支援課長牧之瀬尚美君) それでは、3番、次期地域福祉計画、春日市地域しあわせプランの進捗について報告いたします。  配付しておりますA4判の横、タイトルが、春日市地域しあわせプラン2021についてを御覧ください。  福祉支援課では、今年度、地域福祉計画である春日市地域福祉しあわせプランと、障がい者の計画である第6期春日市障がい者福祉計画及び第2期障がい児福祉計画、二つの計画を現在策定中です。それぞれの計画について進捗状況を報告いたします。  まず初めに、春日市地域しあわせプラン2021、春日市地域福祉計画・春日市地域福祉活動計画についてです。  1番、計画の位置づけです。春日市地域しあわせプランは、表の一番上の第6次春日市総合計画の下位計画として位置づけられます。この春日市地域しあわせプランは、春日市地域福祉計画と地域福祉活動計画の両計画で構成されています。裏面に計画のイメージ図を載せておりますので併せて御覧ください。  春日市地域福祉計画は、社会福祉法で規定された行政計画で、子ども、障がい者、高齢者などを対象とした福祉分野の各分野における個別計画の指針となり、また、各分野の共通事項を定め、市の市政に関わる全ての計画との整合性、連携を図り策定するものです。福祉分野の総合計画、上位計画になります。  また、春日市地域福祉活動計画は、社会福祉協議会が策定する地域福祉の推進を目的とした実践的な活動行動計画です。本市と社会福祉協議会が連携し、両計画の整合性を保ちながら、一体的に策定していくものです。地域福祉活動への住民の参加を促し、市民の生活全般にわたる福祉の向上を図ることを目的としています。  次に、計画の期間についてです。表面の2、計画期間の表のとおりで、現行の第3次地域福祉計画は、平成28年度から令和2年度の今年度までとなりますので、令和3年度からの第4次地域福祉計画を3年度から7年度までの5年計画としています。  それでは、第4次地域福祉計画、しあわせプラン2021の進捗状況について御説明いたします。  計画の策定は、春日市地域福祉計画等策定検討会設置要綱で定める検討協議会において協議をしております。検討協議会は現在までに2回開催しました。合計で4回の開催で、パブリックコメントは1月頃を予定しており、来年3月に出来上がります。策定後には、第4次春日市地域福祉計画の内容について、委員会で報告させていただきます。  次に、障がい者の計画として、第6期春日市障がい者福祉計画及び第2期障がい児福祉計画について報告させていただきます。同じ資料に計画の位置づけと期間を載せております。計画の位置づけは4段目に記載しております。  この計画は、今年度策定いたしました春日市障がい者長期行動計画、あったかプランに示した理念について、具体的な数値目標を掲げた計画になります。  計画期間は、令和3年度から5年度までの3年計画で、2の計画期間の一番下の段に記載しております。  計画の策定は、春日市障がい者福祉計画及び障がい児福祉計画検討協議会設置要綱に定める検討協議会において協議をしております。検討協議会は現在までに4回開催いたしました。合計で6回の開催で、パブリックコメントは1月頃を予定しており、来年3月に出来上がります。こちらの計画も策定後には、委員会で報告させていただきます。  以上です。 71: ◯委員長内野明浩君) ただいまの説明に関しまして、質問はありますでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 72: ◯委員長内野明浩君) ないようですので、それでは、次、お願いいたします。久原子育て支援課長。 73: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 児童虐待防止推進月間についてです。  11月は児童虐待防止推進月間です。本日、チラシを2種類配付しております。議員の皆様にも今月初めにチラシとオレンジリボンを配付させていただきましたが、市では市報やウェブサイトへの掲載、情報メールや市のLINEでの情報発信、公共施設等へのポスター掲示、チラシの設置、職員の名札へのオレンジリボンの貼付などを行い、周知を行っております。  少しチラシについて説明させていただきます。まず、こちらの「困ったとき悩んだときは相談してね」と書いてあるチラシですが、市内の各小中学校の小学校5年生と6年生と中学1年生へ、学校を通じて配布をしております。  もう一枚のチラシ、「189(いちはやく)知らせて守るこどもの未来」と書いてある分は、厚生労働省が作成したチラシになります。チラシの下のほうにある「児童虐待かもと思ったらすぐにお電話ください」、189の児童相談所虐待対応ダイヤルは、令和元年の12月から通話料が無料になっております。  裏面を御覧ください。昨年6月の児童福祉法等の改正により、体罰が許されないものであることが法定化され、今年の4月1日から施行されました。しつけと称して叩いたりする人もいますが、しつけと体罰は違うもので、子どもには体罰ではなく言葉や手本を示すなど、子どもが理解できる方法でどうすればよいのかを伝える必要があります。子育てをしていく中で、子どもに腹が立ったり、いらいらしたりすることもあり、お父さんやお母さんももうどうしていいのか分からなくて悩むこともあると思います。そのときは誰かに助けを求めることで解決することもあると思いますので、市の子ども・子育て相談センターへ相談してくださいということを市報などでお知らせしております。  児童虐待防止推進月間については以上です。 74: ◯委員長内野明浩君) ありがとうございました。それでは、質問はありますでしょうか。  船久保委員。 75: ◯副委員長(船久保信昭君) 今頂きました資料のですね、「困ったとき悩んだときは相談してね」と漢字に平仮名が打ってる分、これは多分子ども向けに配られているかと思うんですが、極端な話ですね、結局子どもって小学生、特に低学年、中学年ぐらいまでの子どもっていうのは、その育っている環境自体が、いわゆるこういう相談内容に値するものかどうかという認識自体ができてないのではないかなというのを最近感じることが時々ありまして、いわゆるネグレクトとかそういうのがあるかと思うんですが、こういう内容であれば相談ができるんですよという子どもに対する周知ですね、そういうのはちょっと学校教育課と絡むかもしれないんですけれども、子育て支援課のほうで何かそういう取組というのをされている面はございますでしょうか。 76: ◯委員長内野明浩君) 久原子育て支援課長。 77: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 周知といいますか、このチラシに関しましては、どんな相談に乗ってくれるのというところで、Q3ですね、こういうことで相談に乗りますよというふうには、このチラシについては周知しております。 78: ◯委員長内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 79: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 大体こういったですね、学校にチラシを配付するときには、事前にですね、校長会とかにもお知らせして、校長会でこういったポイントがよく虐待として、傷とかですね、明らかに他人、第三者から見ることができるという、そういったものもですね、視点とかそういったところもお知らせをしております。  また、学校のほうではですね、毎月1回、子どものアンケートとかを取っておりますから、その中で子どもからの声というのも逐一確認をするようにはしている。どういったときにですね、子どもが虐待に当たるか、子どもは分からないと思うんですよ。しかし、何らかの悩みとか困った感があればですね、また、友達がそういった状況が見れるとか、そういったときには声を出すように常に日頃から啓発しておりますので、その点は心配要らないかなと思っております。  以上です。 80: ◯委員長内野明浩君) ほかにありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 81: ◯委員長内野明浩君) ないようですね。高瀬福祉支援部長。 82: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 報告事案は4点ございましたけれども、それ以外にですね、今回12月の定例議会の中で、補正予算とかまた議案を出しております。その点はですね、ちょっと簡略になりますけれども、抜粋してですね、数点、各担当課長から説明させたいと思いますので、少々時間を取りますがよろしくお願いいたします。 83: ◯委員長内野明浩君) 久原子育て支援課長。 84: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 子育て支援課です。12月補正予算の主なものは、歳出の特定不妊治療費助成金を執行見込み増のため、150万円増額補正します。  子育て支援課は以上です。 85: ◯委員長内野明浩君) 久保山課長。 86: ◯こども未来課長久保山竜治君) こども未来課から、条例改正の議案が1件と補正予算がございます。  条例改正のほうは、引用している条項がですね、法律改正により改められたことに伴いまして整備を行うものになっております。条例は、春日市特定教育・保育施設等における事故検証委員会条例の一部改正案となっております。  補正予算につきましては3点ございます。子育て世帯、それから、ひとり親世帯の臨時特別給付金事業のほうが最大で予算を計上しておりましたので、年度末までの見込みで補正減額するものです。それから、保育所の運営費と幼児教育・保育の無償化に係る経費のほう、こちらも最大で見込んでおりましたものを年度末までの見込みで減額補正するものでございます。  こども未来課は以上でございます。 87: ◯委員長内野明浩君) 牧之瀬福祉支援課長。 88: ◯福祉支援課長牧之瀬尚美君) 福祉支援課になります。福祉支援課の12月補正の主なものは、一律10万円給付の特別定額給付金について、事業完了に伴い減額補正いたします。あわせて歳入もございます。また、もう一点、すみません、障がい児相談支援給付費について、相談件数の増により増額補正しております。  以上です。 89: ◯委員長内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 90: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 今ですね、主なものを言いましたので、もちろん言ってない課もありますけれども、項目としてはかなりあります。往々にしてですね、前年度からの精算に基づいて国にとかまた県に補助金等を返還するという増額分と、あと、年末になりますから年度末を見据えてですね、ちょっと余っている分を歳出で減額すると、そういったものになりますので、また次の12月議会のときにですね、またその点は審議していただければと思っております。  それでは、以上で福祉支援部の説明を終わります。  米丸議員のほうから2点ほどちょっと、いわゆる宿題的なものをいただきましたので、それは後ほどまた回答させていただきます。 91: ◯委員長内野明浩君) 今日ですね。 92: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) はい。 93: ◯委員長内野明浩君) それでは、福祉支援部の報告を終了いたします。どうもありがとうございました。  暫時休憩します。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前10時45分                 再開 午前10時49分                ──── ─ ──── ─ ──── 94: ◯委員長内野明浩君) 委員会を再開いたします。  健康推進部の閉会中の調査事件並びに報告をお願いいたします。金堂健康推進部長。 95: ◯健康推進部長(金堂円一郎君) 健康推進部です。おはようございます。  本日は調査事件2件と、あと前回の閉会中の包括関係の補足の説明を併せて調査事件の部分で説明をさせていただきます。報告事項はレジュメのとおりになっております。  恐れ入りますが、報告事項の(1)福岡県国民健康保険運営方針の見直しについてを冒頭ですね、説明をさせていただきたいと思います。冨永国保医療課長がどうしても対応しなければならない事務がちょっと今から控えておりますので、よろしくお願いいたします。 96: ◯委員長内野明浩君) ありがとうございます。  それでは、健康推進部の審査をただいまより行います。  その前に、まず最初に報告事項ですね、福岡県国民健康保険運営方針の見直しについての報告をお願いいたします。  冨永課長。 97: ◯国保医療課長(冨永普行君) それではですね、ただいまから福岡県国民健康保険運営方針の見直しについて、御報告をさせていただきます。  資料はですね、お手元にお配りしています、表紙の下に健康推進部国保医療課と記載しているものになります。まず、表紙の次のページをお願いいたします。  この資料は、令和2年11月13日に開催されました福岡県国保運営協議会において示されました福岡県国民健康保険運営方針答申素案の概要でございます。当該協議会においては既にこの内容が認められていますので、今後は、今、答申素案となっておりますけれども、この答申素案の表記を答申案に変更して、今週の金曜日20日からですね、県においてパブリックコメントが実施される予定となっております。パブリックコメントとは、県ホームページへの掲載等により、答申案について広く県民の意見を募集するものでございます。本日はこの内容について御報告をさせていただきます。  それでは、次のページを御覧ください。まず、基本的事項の部分でございます。  福岡県国民健康保険運営方針は、国保の共同保険者である県と市町村が一体となって、保険者の事務を共通認識の下で実施するとともに、県による安定的な財政運営と市町村の事業運営の広域化・効率化を推進するため、国民健康保険法に基づき策定されたものでございます。  3の対象期間及び検証・見直しについてですが、現行の運営方針は平成30年度に策定されまして、平成30年度から6年間を対象期間としており、3年ごとに検証、必要な見直しを行うことになっていますので、今回見直しを行うものでございます。  それでは、今回の見直しの箇所についてですが、この答申素案の概要の中にですね、主な部分に下線を引いております。その下線の部分が見直し箇所になりますけども、その部分を中心に御説明いたします。  まず、第1章の1、医療費の動向と将来の見通しについてですが、平成30年度の国保制度改革以降、国保データベースシステム、いわゆるKDBシステムを活用してのデータ分析が可能になりましたので、このシステムを活用した医療費分析及び将来推計が行われ、運営方針の記載が見直されております。今後の見通しといたしましては、団塊の世代が後期高齢者となることから、国保被保険者数は令和4年度以降に特に大きく減少すると推計されています。  この1ページの真ん中辺りの左側の表を御覧ください。赤の折れ線グラフは被保険者数の推移を表していますが、この折れ線グラフのちょっと下のところに括弧書きでですね、各年度の対前年比が書かれてありますけれども、令和4年度以降の落ち込みが大きくなっております。  続いて、右のカラーの表を御覧ください。緑の棒グラフが保険給付費の総額、いわゆる医療費を表していますが、こちらのほうはですね、令和3年度までは増加しているものの、令和4年度から減少に転じると推計されております。  一方で、同じ表でですね、1人当たりの保険給付費につきましては赤の折れ線グラフで表しておりますが、年々右肩上がりで増加しております。これは、高齢化の進展や医療技術の高度化に加えて、高額薬剤の保険適用によるものであり、1人当たりの医療費の増加傾向は今後も続くと考えられております。  続きまして、3の赤字削減解消の取組、目標年次等についてですが、国保財政が赤字の場合に、その対象市町村が赤字解消削減計画を定めるときは、その目標年次を原則6年以内とすることが定められております。また、県は市町村が策定した赤字削減解消計画を県のホームページで公表することとされております。  続きまして、2ページのほうに行きます。第2章の市町村における保険料の標準的な算定方法に関する事項についてですが、今回の見直しの最重要部分になります。  まず、1の地域の実情に応じた保険料水準の均一化についてですが、現行の運営方針では、平成30年度に直ちには保険料水準の均一化を行わず、中長期的に保険料水準の均一化を行うこととしておりましたが、今回の見直し案においては、引き続き医療費水準の平準化等を図りながら、保険料水準の均一化を目指すことが明記されております。  また、現行の運営方針では、将来的な保険料水準の均一化に向けた諸課題の解決に当たっては、ちょっとこれ1)と2)と書いておりますけれども、制度改革定着期間と県内均一化移行期間の2段階において検討を行うこととされていました。現行の運営方針ではですね。今回の見直し案においては、この制度定着期間は令和5年度まで、県内均一化移行期間は令和6年度以降と、具体的な期間や時期が明示をされております。制度改革定着期間においては、保険料水準、保険料算定方法、各市町村の取組といった均一化に向けた課題について県と市町村で協議し、一定の方向性を示すことを目指すこととされております。また、県内均一化移行期間においては、制度改革定着期間における協議を踏まえ、保険料水準の均一化に向けた取組を進めることとされております。  次に、2の標準的な保険料算定方式についてですが、ちょうど下線が引かれているところですけども、市町村標準保険料率の算定に必要な事業費納付金の算定について、現行の運営方針においては、納付金算定において医療費水準の格差を完全に反映させることとしております。すなわち、医療費が高い市町村の事業費納付金は高額になります。逆に医療費が低い市町村の納付金は低い額となります。  保険料の水準の均一化を進めるためには、医療費の多寡によらず負担を分かち合う、県内全体で負担を分かち合う仕組みとする必要があるため、今回の見直しにおいて、令和6年度納付金算定から医療費水準の格差の範囲の程度を減少させて保険料水準の均一化を進めることとされています。  次に、3の標準的な収納率の設定の一つ上の行になりますけども、また下線が引かれているところなんですが、令和4年度納付金算定から高額療養費の共同負担方式が導入されることとなります。  高額療養費の共同負担方式を簡単に御説明しますと、各市町村の80万円以上の高額療養費を県全体で分かち合う仕組みとなっております。納付金の算定上は各市町村の高額療養費を全て合計して、被保険者数に応じて再配分をするものでございます。いずれの市町村もその規模にかかわらず高額療養費の発生リスクを抱えておりますが、高額療養費の共同負担方式を導入することでその負担が緩和され、どちらかというと小規模市町村ほど負担緩和の効果が大きくなるかなと考えております。また、高額療養費の共同負担方式は納付金の算定上、各市町村の医療費水準の格差を縮小させる効果が期待されておりますので、保険料水準の均一化につながっていくと思われます。  次に、3ページを御覧ください。  第4章の3、不正利得の回収についてですが、国保制度改革以降、広域的・専門的な対応が必要な不正利得の事案について、県が市町村から委託を受けて、その回収事務を行うことができるようになりました。そこで福岡県においても、福岡県が回収事務を実施することが明記されております。
     次に、その下の4、第三者行為求償事務や過誤調整等の取組強化についてですが、被保険者資格喪失後受診により発生する医療費の返還金について、本年の7月から既に包括的合意に基づく国保保険者間調整が実施されておりますが、そのことをこの運営方針についても明記しております。  最後に、第5章の医療費の適正化の取組に関する事項についてですが、下線の部分について追加されておりますが、取組の方向性は現行と大きく変わっておりませんので説明は省略をさせていただきます。  主な見直しの箇所は以上でございますが、このほかにも文言の整理等が行われております。  福岡県国民健康保険運営方針の見直しについては、以上でございます。 98: ◯委員長内野明浩君) ただいまの報告事項につきまして、質問があればお受けいたします。  米丸委員。 99: ◯委員(米丸貴浩君) 聞きたいことはですね、この運営方針の変更箇所が春日市に対してどのような影響が今後出てくるのかなということがまず聞きたかったんですね。その中でも、1ページ目のことはもうこれまでの経過ですので分かります。  2ページ目のですね、まずはですね、第2章の2で、標準保険料率の算定に必要な納付金の算定のところですよね。6年度納付金の算定から医療費水準の格差の範囲の程度を減少させるということは、これまで春日市はどちらかというと低いほうでしたよね。低いところが県全体で負担しましょうになると、俗な言い方すると、うちはあまり割に合わないよねという感じがしたんですけど、それが多少なりとも、いい方向というんですかね、負担の割合が減るというふうな認識でよろしいんですか。 100: ◯委員長内野明浩君) 冨永課長。 101: ◯国保医療課長(冨永普行君) まず、ここの部分ですね、医療費水準の格差の範囲の程度を減少させるということですよね。基本的に春日市は県下60団体のうち下から2番目程度でして、非常に医療費が少ない団体になっています。なので、今はそれぞれの市町村がばらばらに医療費の高いところや低いところがあるところで、それがそのまま直接全部反映されてるんですが、この格差の範囲の程度を減少させるということは、春日市で見ればですね、やはり負担は上がってくるとは思っております。  ただ、今のところですね、この格差の範囲の程度を減少させるという表現になってますけども、じゃあどのくらい反映させるのかと。ただ、どうもいろいろお話を聞いていると、国とかはですね、最終的には格差の範囲の程度を減少させる、極端な話で言うと、もう全然反映させないと、その格差をですね、そういうことをどうも考えてるんじゃないかと思いますが、一応、今、福岡県の会議の中ではですね、ここの部分についてはまだどの程度反映させるとかはまだ全く決まってなくてですね、今後の検討課題となっております。  ただ、どちらにせよ、春日市は非常に医療費の低い、国保について言えばですね、医療費の低い市町村になりますので、それが県内全体で医療費を分かち合おうということで、この医療費の格差の範囲を少しずつ減少させるということは、やはり負担が増えると考えても致し方ないのかなと思います。  そもそもやはり国がですね、もともと各市町村が保険者になって国保運営をしてたんですけれども、やはり県単位でこういう国保制度を運営しようということで制度を国が変えてきた趣旨はですね、やはり中には高額な医療費とかで今財政が厳しいところを、春日市みたいに、要は医療費が少ない市町村も全部合わせてですね、県単位で皆さんで助け合って保険をしていってくださいということだと思いますので、なかなかちょっと春日市の負担がですね、上がるのを避けられないなとは考えているんですが、そこにはですね、まず大前提として、本来であればですね、各市町村が医療費適正化の取組をして、どこの市町村も医療費水準が大体平準化するようなということはあるんですけど、そういう理想はあるんですけど、ただなかなかこの辺りは非常に難しい部分でありますので、一応今回はある程度の期間を区切ってですね、そこを目指していこうというように方針が見直されたと考えております。  以上でございます。 102: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 103: ◯委員(米丸貴浩君) まだ答申素案、答申案ですから、課長がおっしゃったように、じゃあどのくらい春日市の負担が増えますというのは、まだ分からないのが現実だろうと思うんですね。ただ、もうあと、今11月ですから、年明けたらまた来年度の国保の特会の予算の審査もしていかなきゃいけない。その念頭の中には、頭の中にはですね、こういうことが将来もう始まるよと、それを見越したところでまた予算審査もしていかなきゃいけないので、また我々のほうにもですね、今、課長から示される回答はこの程度かもしれませんけれども、またもう少し時間がたって分かってきた点があったらですね、また報告をぜひ教えていただきたいなと思います。  それから、2の下のところで、高額医療費の共同負担方式というところですねよね。これもそしたら、先ほどの課長の説明のとおり、私どもの負担もやはりここもどちらかというと増えてくるというふうな認識でよろしいですかね。 104: ◯委員長内野明浩君) 冨永課長。 105: ◯国保医療課長(冨永普行君) 実はこの高額療養費についてもですね、実は春日市は低いほうになっておりますので、現行のままでいくとですね、やはり負担は増えると思っております。ただ、この高額療養費についてはですね、例えば1か月ですね、例えば何千万って医療費がかかる人が仮に春日市に転入してきた場合は一気に春日市も上がってきますので、そういうリスクはどの市町村も抱えているというところです。ただ、現行で考えますと、今のところ春日市としてはここは少ないほうだと思いますので、負担は上がってくると考えております。  以上でございます。 106: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 107: ◯委員(米丸貴浩君) これは部長にお聞きしたほうがいいのかなとは思うんですけれども、じゃあ、春日市、一生懸命にいろんなことに取り組んでですね、いろんな取組で医療費の水準の適正化に努めてきた経緯がこれまであって、でも県全体で負担しようってなると、じゃあうちはどうなんだろうなという疑問が生じるのはもう正直なところ。じゃあ何をどうすればいいとっていうところがまだ出てこないんですけれども、国が示しているいろんな、これだけではなくてほかの施策と連携したところで、例えば健康寿命延伸プランとかいうのもありますよね。これ、その後、まだ介護も出てきますけれども。  介護も国保も後期も、それからそれ以外のところも、子育て、障がい、いろんなところを含めたところで総合的に、国保だけではなくて、国保一つの施策だけではなくて、いろんなところを連携したところで、全体でもって健康寿命を延ばすことによって、介護保険料も適正化に努めるし、国保も、それから後期も努めていくという、そういうような大きな流れの中で春日市も今からやっていく、それしかやり方はないのかなと思ってるんですけど、そういうような認識でよろしいんですかね。これも過去に部長の答弁もあったと思うんですけれども、いかがでしょうか。 108: ◯委員長内野明浩君) 金堂健康推進部長。 109: ◯健康推進部長(金堂円一郎君) 米丸委員おっしゃったとおりと私も認識しております。国保、介護、障がい、それぞれのセクトではなくて、ライフステージにおいて、組織的にも横軸の連携をさらに考え方を統一したところで進んでいかなければならないと考えています。  ただ、福岡県が財政運営の責任主体になっておりますので、県に対して言うべきことはきちんと言うという口は確実に持っておりますので、徴収率の側面もそうですし、やっぱり医療費のそこら辺も市町村間で不均衡が生じないようなですね。ただ単に60市町村を取りまとめるだけの県ではなくて、きちんと県としてどういうふうに考えていくのかという部分をきちんと持っていただくというような口は持って対応していきたいと思います。  そうした中で広域的な医療費の在り方というのはちょっと歩み寄らなければならないのかなという側面も個別では生じておりますけど、基本的な米丸委員がおっしゃった考え方の下で、健康寿命を延伸するという考え方は全く同感でございます。  以上になります。 110: ◯委員長内野明浩君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 111: ◯委員長内野明浩君) ないようですね。金堂健康推進部長。 112: ◯健康推進部長(金堂円一郎君) では、冨永課長はこれをもって退席をさせていただきます。恐れ入ります。 113: ◯委員長内野明浩君) それでは続けてですね、議題のほうに移らせていただいて、順番をちょっと元に戻しまして、調査事件、スポーツ環境の整備についてお願いいたします。  貴島健康スポーツ課長。 114: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは、スポーツ環境の整備について御説明させていただきます。  資料のほうは、健康スポーツ課からお配りしております市民厚生委員会資料の1ページから16ページまでになります。  まず、現状について御説明いたします。1ページを御覧ください。  こちらが本市の種目別スポーツ人口をまとめた表になります。ただし、これはあくまで春日市体育協会やスポーツ少年団などの団体に属する会員数で、本市が把握できている数字になりますので、個人的に行ってますウオーキングやジョギング、スイミングなどを含めますと、実際のスポーツ人口はこれよりも多くなると思われます。また、把握できている数でも、一人の方が複数の種目、複数の団体に所属されている場合もあります。また、この表には部活動の生徒数も含んでおりません。ここでは単純に、体育協会、スポーツ少年団、総合型地域スポーツクラブの人数を集計しております。  種目別に見て人数が多いのは、サッカー、ソフトボール、野球。団体数として多いのは、ソフトボール、野球、グラウンドゴルフ、バレーボールとなっております。ただし、下の注釈に入れておりますが、総合型地域スポーツクラブの春日イーグルスのサッカーは、年代や校区に分かれて活動していますが、1とカウントしていますので、サッカーも団体数が多い種目と考えてよいかと思います。  2ページ目をお開きください。種目別の主要施設をまとめたものになります。  合計欄につきましては、一つの団体が複数の施設を使用している場合はダブルカウントをしている施設もございますので、前のページの合計欄とは一致しない項目がございます。こちらを見ますと、特に小中学校の施設が様々な種目で使われていることがお分かりいただけるかと思います。その他という項目がございますが、こちらでは有料公園や公民館などで活動している団体などの数値を計上しております。  次に、3ページ目からは、平成30年3月に策定しました春日市スポーツ推進基本計画における今後5年間の取組、アクションプランについて、令和元年度の進捗状況をまとめたものになります。表の上段枠外に基本方針と計画期間の取組の大項目を記載しております。  表の中身ですが、「するスポーツ」「ささえるスポーツ」「みるスポーツ」「つながるスポーツ」という四つの基本方針の下、計画期間である令和4年度までの取組、具体的な内容、実績や課題を記載しております。  表の右から2番目に達成度という項目がありますが、各取組に対し、関係所管や団体等が自己評価をした数値になります。こちら項目としてはかなりボリュームがありますので、一部を抜粋して説明させていただきます。  資料の3ページから7ページが「するスポーツ」の取組になります。  取組の内容としましては、スポーツを始めるきっかけづくり、ライフステージに応じたスポーツ活動の推進、障がい者のスポーツ活動の推進、スポーツを通した次世代の育成という視点で取組を進めております。  きっかけづくりとしては、スポーツフェスタや体験教室の開催、特定健診受診者への総合スポーツセンターお試し券の配付などを行っております。子どもに対するアプローチは、その後の団体の会員増などの一定の効果が見られますが、年齢層が高くなってくると課題として、これ以外の事業でも言えることかもしれませんが、無関心な人に対してどのようにアプローチし興味を持ってもらうかなど、その手法も含めて模索していく必要があると考えております。  次に、8ページから9ページが「ささえるスポーツ」の取組になります。  取組の内容としては、指導者の確保、資質向上、スポーツボランティアの育成、大学・企業との連携という視点で取組を進めています。  スポーツボランティアの育成に関しては、昨年度はラグビーワールドカップ公認チームキャンプ地の実施を契機にボランティアの育成に取り組み、高校生から70代までの約80名の方に参加していただきました。今年度も引き続き継続して活動される方、新規登録者17名を合わせて73名の登録者がいらっしゃいます。  課題としては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で様々な大会・イベントが中止や縮小をされている状況の中で、活動の場の確保、情報提供がなかなかできない点がございます。  次に、10ページが「みるスポーツ」の取組になります。  取組の内容としては、スポーツ大会の開催と情報発信、トップアスリートやチームとの交流、身近なスポーツ活動の応援という視点で取組を進めております。こちらも昨年度の取組の中で大きなものとしては、ラグビーワールドカップ公認チームキャンプ地の取組になります。  キャンプ会場の施設に関しては、選手、スタッフからも高い評価をいただくことができました。また、これを契機にラグビー事務局からツイッターでの情報発信を開始しましたが、キャンプ終了後はスポーツ担当がアカウントを引き継ぎ、スポーツに関する情報発信を行っております。  次の11ページが「つながるスポーツ」の取組になります。  取組の内容としては、スポーツを通じた地域間交流の促進、スポーツ環境の充実という視点で進めております。スポーツフェスタやスポーツ推進委員の活動を通し、スポーツを通した地域間、世代間の交流を促進しているところでございます。  また、スポーツ環境の充実という点では、施設の適切な管理運営を図るとともに、老朽化施設の改修を計画的に進めているところであり、教育委員会による学校の体育館の改修や、本年度は総合スポーツセンター温水プールの改修に着手しております。  次に、12ページ目、こちらは現在策定を進めております第6次春日市総合計画の基本計画原案のスポーツ・運動の推進のページを抜粋したものになります。明日11月19日までパブリックコメントを募集しております。  内容としては、春日市スポーツ推進基本計画と整合を取る形を取っており、ここに示している代表的な指標についても同じ数値目標としています。ただし、スポーツ推進基本計画は令和5年度までの計画となっていますので、この数値目標の達成度については、令和4年度に市民意識調査を行い、実態の把握を行う予定でございます。  この裏面の政策推進のための主な施策につきましても、若干項目の統合を行っている部分もございますが、先ほど御説明いたしました春日市スポーツ推進基本計画アクションプランに示している内容となっております。  次の13ページから16ページが、現在進めております西野球場と隣接地の一体的整備計画の案になります。現時点での計画案の図面につきまして、この場を借りて簡単に御説明させていただきます。  計画策定業務については、10月末に報告書をまとめる予定としておりましたが、概算工事費の積算等に時間を要しており、契約期間を12月末まで再度延長したところでございます。  案としましては、13ページから15ページまでの3案で、16ページは最終的な形となるまでの間の暫定整備案になります。  それぞれの案の特徴ですが、まず13ページの第1案は、現在の西野球場部分をほぼそのまま残し、北側の隣接地部分を整備していく案になります。拡張された部分では、少年サッカー2面、少年ソフトボールが1面取れる形となっております。  次の14ページが第2案で、全体を多目的な利用が可能な広場とするため、既存の西野球場の外野フェンス、外野の照明設備、バックネット裏の観覧席などを撤去し、隣接地と一体的に整備する案になります。敷地を一体的に活用することで、野球以外に少年ソフトボールだと3面、大人のソフトボールが2面、少年サッカーは先ほどの案と同じく2面となっております。  次の15ページが第3案で、この業務を受託しておる受託者のこれまでの経験に基づきレイアウトしたものになります。野球場そのものの配置を変更し、南側に屋根つきの屋内練習場を配置しています。これは雁の巣レクリエーションセンターを参考に、さきの2案と発想を変えたものになります。  いずれの案も、北側部分への駐車スペースの確保、眺望ゾーンとしての原遺跡の活用、遊歩道の整備が共通したものになります。  所管といたしましては、この整備計画の目的である野球ができる環境の保全とともに、これまで春日運動広場で活動されていたソフトボールやサッカーなどでの利用を考えますと、第2案が軸となると考えております。  16ページの暫定案につきましては、最終的な形に整備するには、西野球場の借地解消、都市計画法上の事業認可などに複数年かかると見込まれるため、まず第1段階として北側の隣接地を整備し活用していく案となっております。今後、概算工事費も含めた成果品を受領した後、庁内での協議、検討を進め、さらに関係団体等への説明や意見聴取などを行い、実施設計に進んでいきたいと考えております。  説明は以上でございます。 115: ◯委員長内野明浩君) ただいまの説明に関して、質問がある方はお願いいたします。  米丸委員。 116: ◯委員(米丸貴浩君) まず、どこから聞こうかなと思ったけど、西野球場の2案をベースにというお話がありましたので、ちょっと2案で聞きたいんですが、隣接地の今の家が建っている民地との境、この案でいくともうほぼ園路を挟んで、まずトラックフィールド場があって、それからソフトボールですかね、2面あるということになると、懸念されていたうるさいとかいう話は、植樹帯も何もありませんし、その辺りはどうなるんでしょうか。 117: ◯委員長内野明浩君) 貴島課長。 118: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) こちらはですね、音の問題もちょっと今後フェンスの形状とかを検討していかないといけないと思うんですけれども、まず第一にこの中で球技を行うというのが想定されてますので、ある程度の高さのフェンスを建てる必要があると考えております。このフェンスを敷地ぎりぎりのところに建てますとかなり圧迫感を与える形になると考えておりまして、そこでちょっと我々が検討いたしましたのが、そのフェンスの外側に遊歩道などを設けて、少しでも隣接する住宅地と距離を取ろうというふうな想定で今この配置をしているところでございます。  委員おっしゃるとおり音の問題であるとかですね、あと一つ、関係団体に意見聴取をする中で出てきたのが、土ぼこりですね、これの問題の解消も少し念頭に置かなければならないというふうに考えておりますので、またここは詳細を実施設計の中で詰めていきたいとは考えております。  以上です。 119: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 120: ◯委員(米丸貴浩君) ある程度、今の課長の話だと、仮に2案での話ですけどね、防球ネットの位置をずらすとかいう話もありましたが、民地からすればですね、これは南向きのせっかくのいい環境にそういうネットが出てくると。今のところ植樹帯はないみたいですけれども、日照権の問題とかいうのは今のところ支障はないんですかね。ある程度の高さが必要じゃないですか。 121: ◯委員長内野明浩君) 貴島課長。 122: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 今考えているのは、壁のようなものを造るということは想定しておりませんので、日当たりが極端に悪くなるということはあまりないのかなというふうに考えております。 123: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 124: ◯委員(米丸貴浩君) 日照権の話は分かりました。残る課題は音とそういう砂ぼこりというんですか、この2点をどうクリアしていくかというところが、まだこの案の中にはそれは含まれてないということでよろしいですか。 125: ◯委員長内野明浩君) 貴島課長。 126: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 以前ですね、白水ヶ丘地区で一体的整備を今後進めていきますという御説明をした中で、音の問題として言われたのが現在の放送設備ですね。今、西野球場に設置されている放送設備の音がなかなかちょっと古い機種なものですから、かなり大きいんですね。上白水地区まで放送設備を使ったら聞こえてくるということを言われましたので、今回その放送設備につきましては完全に取ってしまってですね、もし何か大会等で使われる場合はポータブルなものを御活用いただこうかと考えております。  音に関してはですね、活動しますとどうしても多少の音は出ますので、そこはちょっとどのような形で運用の面で考えていくかという面もありますし、先ほど私が申し上げました土ぼこりの面も、この計画案を検討していく最初の段階ではなかなかちょっと頭に思い浮かばなかった点でもございますので、そこはちょっと実際に設計する段階でも詳細に検討していきたいと考えております。 127: ◯委員長内野明浩君) ほかにありませんか。原委員。 128: ◯委員(原 克巳君) 今のに関連してですけれども、この1案の場合はですね、野球場の防球フェンスがそのまま設置されたままで、第2案は撤去するということで、第1案の場合は硬式野球ができる、第2案はできないということでよろしいんですか。 129: ◯委員長内野明浩君) 貴島課長。 130: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 第2案でも硬式野球をできる形で整えていく予定です。一応、関係団体、実際に硬式野球で西野球場を使われている団体さんにも意見聴取を行いまして、当然、外野フェンスがなくなりますので、懸念されるのはボールの転がりがどこまでも行ってしまうという形がありますので、そこは簡易なですね、取り外しの利く、低い形のネットを張るなどのですね。ほかの施設でもそういった対応が行われているところもありますので、それは逆に団体のほうから提案をいただきましたので、計画案の中にそこまで含める予定で動いております。 131: ◯委員長内野明浩君) ほかにありますか。北田委員。 132: ◯委員(北田 織君) 今、原委員が言われたように、これ第2案を見たときに、ソフトボール関係が三つできる形になっている。これ当然、野球をするとしたら、ほかのソフトボールもできないという、この防球ネットを張らないので。今、課長が言われたようなそういう案というのは、ちょっとまだ私なんかの頭の中ではそういうものを張るというところは、ちょっと考えつかなかったんですけれども、そういうことは実質的なものとして今可能だとおっしゃってましたけど、そういうことを実施されているほかのところはあるんでしょうか。 133: ◯委員長内野明浩君) 貴島課長。 134: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 実際、硬式野球のチームのほうからそういった施設もあるよということで御案内いただいたので、実際、香春町の運動公園ですかね、そちらをちょっと見学に行かせていただいて、そういう運用の話は聞いてまいりました。 135: ◯委員長内野明浩君) 北田委員。 136: ◯委員(北田 織君) ここの西鉄が所有していたところについては、あくまでも野球場を残すというのが大前提でこれまで事業が進められてきてると思うんですよね。私はそう認識してるんです。ですから、そういった部分では今の案も含めて、ここで硬式野球ができるということを前提としたものにぜひしていただきたいと。これはもう最低。そうでなければ、もともとの野球場の土地を、借地解消をどうするかの話から出発してるわけですから、そのことはぜひ解決させなきゃいけないと思うんですよね。  それと、課長、先ほど僕も驚いたんですけど、地域の方からの苦情の最大の要因は何かというと、音だったですよね。今からここで西野球場がそのまま残って、その横に住宅地ができると、これは地域の方からクレーム、要するに苦情が出るんじゃないかと。それを想定されてずっと進んできた。その前提は音だったと僕は思ってるんですよ。それと、ネットを越えてボールが飛んでいくということもありましたけれども。その音が放送設備だったということを今、要するにスピーカーを通じて大きく音が出る。もっと違う解消の方法があったのかなという思いがするんですけれども、放送設備だったんですか、音は。 137: ◯委員長内野明浩君) 貴島課長。 138: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 実際、土地の交換を進めるに当たって我々が懸念したのは、やはりボールの飛び出し、活動による音、それと夜間照明についてちょっと懸念があって、通常の使い方がもうできなくなるのではないかという懸念がございました。  実際、先ほど放送設備のことを申しましたのは、地域のほうで説明会を開いたときにそういうお声をいただいたということで、ちょっとお話をさせていただきました。実際、私どもの部長も近隣に住んでおりますので、実際に話を聞くと、そういった大会が開かれるときは、そうそうしょっちゅうあることではないんですけど、かなり広範囲にその音が響いているというのを我々も初めて認識したような形ですので、これは放送設備も含めて改修していかないとちょっとなかなか御理解いただけないのかなというふうに認識したところでございます。
    139: ◯委員長内野明浩君) 北田委員。 140: ◯委員(北田 織君) それからですね、先ほどいろいろと調査事件の中で教えていただいたスポーツ推進基本計画の中のアクションプランの進捗状況の説明を受けました。その中で達成度のところなんですけどね、この達成度はどういった方たちがどういう基準で決めておられるのか、それ一つ教えていただいていいですか。 141: ◯委員長内野明浩君) 貴島課長。 142: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは、3ページのところに戻っていただいてですね、この達成度というのは、その横に関係所管、団体というのが記載しておるかと思いますけれども、こちらの団体や関係機関へそれぞれ照会をかけまして、自己評価をしていただいたものになります。この数値の基準についてはですね、その表のすぐ上にあります。達成度4が十分な成果が見られる、逆に1が成果が見られないという項目になりますが、これ、スポーツ推進審議会の中でもこれ議論になったんですけれども、評価者が結局複数になっていますので、かなりぶれている部分もあるのではないかというふうに考える、そういう御意見はいただきました。確かにですね、甘辛の部分がですね。少しぶれている面は多少出てきているのかなというふうなことは、ちょっと私もこれを見て感じました。  以上です。 143: ◯委員長内野明浩君) 北田委員。 144: ◯委員(北田 織君) これはスポーツに関することについて、第5次総合計画に書かれて、今回、第6次総合計画を今作成中ですけれども、その第5次総合計画から第6次総合計画に見直すに当たって、大きくこのスポーツ環境等について、また、基本計画等についても変わっているところってありますか。大体今まで総合計画をつくったりすると、それまでのものが踏襲されているというのが非常に多いのかなと思うんですけど、どういったところを見直しながら第6次総合計画に反映させようとしておられるところがあったら。大きく変わるところは。 145: ◯委員長内野明浩君) 貴島課長。 146: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 申し訳ありません。第5次のほうとですね、見比べてという作業をちょっと私、今回の委員会に備えてしておりませんでしたので、明確なお答えができかねるんですけれども、今回、総合計画を策定しておりますが、その2年前になるんですかね、スポーツ推進基本計画というのを定めましたので、あくまで総合計画のほうが上位計画になりますけれど、ここと解離するような内容はちょっと実際はできないので、これを基に今回の総合計画の案を作成したところでございます。それと、スポーツ推進基本計画を策定したタイミングからまた数年たっておりますので、現状と課題の部分は少しアップデートといいますか、内容は変えたところになります。 147: ◯委員長内野明浩君) いいですか。ほかにありませんか。米丸委員。 148: ◯委員(米丸貴浩君) 今度はこのアクションプランの進捗状況のところで聞くのがいいかなと思うのでお聞きしますけど、体育協会のですね、これ、自己採点と今課長がおっしゃって、自己採点の割にはですね、4がまずなくて、3がちらちらあって、ほとんどが2と1じゃないですか。こうして見よったんですけどね。  何を言いたいかというとですね、体育協会がこのスポーツ環境の整備にどういうふうな役割を果たしてくれるのかなと。今年度の予算審の中でも、たしか昨年度のときかな、平成31年だから令和元年のときにはですね、2年程度の時間をかけて方向性を、体育協会のこれを探っていきますと。それでもできないようであれば、補助金を元に戻していくことも選択肢の一つであるという執行部の回答がありました。  じゃあ、今年どうだったかというと、財政的自立の対策は令和2年度をめどに検討しますということやったですよね。覚えてる、私、そう書いてるんだけど。ということは、もう既にですね、こういうアクションプランが出てきたときに、ある程度、体協の方向性が決まってないのに、どうしてこういう評価ができるのかなというのがちょっと不思議なところがあったのと、それから、そもそもの体協はこういうことをして春日市のスポーツ環境の整備に携わっていくんだというところがですね、いまだにもってちょっと見えないんですが。  令和2年度ももうあと4か月半になってしまったんですけれども、体協のこの関わり、方向性というのは決まったんですか。 149: ◯委員長内野明浩君) 貴島課長。 150: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 実際、今、体育協会のほうでは、今後の体協がどうあるべきかというのを理事会でも重要な議題として議論がなされております。そこで出たのはですね、体協とは体協の事務局のことではないと。会員さん全てが体育協会なんだという認識をまず会員さんに持ってもらう必要があるという話が出まして、財政的自立というのも今後重要な話になってきますので、現在、各、何とか連盟とかですね、いろんな団体がありますけれども、そこの加盟団体の方に対して、現在体協はこうですと、財政的にも市からの補助金にかなり依存しているような状況でもありますと、今後は体協として自立をしていく必要があると。それにはやっぱり会員一人一人が体育協会そのものを支援していくという考え方も重要になってくるということで、説明会を五回にわたり開かれています。そういった中で説明した中での考え方の御理解をいただく形で進めておられまして、今やはり念頭にあるのは会費の増額とかですね、財政的には自立を目指していこうと。  あとは、おっしゃったようにですね、体育協会がスポーツ行政にどのように関わっていっているのか、どのようなスポーツ振興に役割を果たしているのかというのは非常に見えにくい状況もあると思います。その辺をですね、今後体協がどうあるべきかというのは理念的なものも含めましてですね、会員の皆さんからの意見を聴取をした上でまた取りまとめていくということで進んでおります。  一定の方向性としてはですね、米丸委員がおっしゃったように、非常に体協が何をしているところか分かりにくいという、単に会員さんのお世話をするだけの団体ではないよというところははっきりと打ち出していくと。一例を挙げますと、会員さんが自分の楽しみのためだけに活動している団体じゃないよというのを前面に打ち出していこうということでですね、理事会のほうでは話がされておりまして、それを会員さんに向けて今発信をしている状況になります。 151: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 152: ◯委員(米丸貴浩君) 市民厚生委員会が所管なので、これ、来年度の予算の話の前にある程度は委員会としてやっぱり結論を出しておかないと、予算審のときに「市民厚生、何を聞いてたん、何してたんだ」という話に当然なると思うんですね。それでちょっと今ちょうどいい機会だったので課長にお聞きしようと思ったんですね。  この委員会の構成を見ると、半分の方は1期生なので、これまでの体協の補助金、当初が500万だったかね、500万が900万になるときの、何で500万を400万上げてくれというときの話の経緯は皆さん御存じないので、やっぱそこは知っててもらいたいのが一つあるし、なかなか方向性が打ち出すことができなくて、これまで予算の中でも早く出しなさいと。その増やす理由は非常勤ではなくて常勤の者を置いて、ちゃんとした体協としての今後の方向性をちゃんとつくっていきますというのが、たしか趣旨だったと思うんですね。待ちに待ったけれども、いまだに出てこない。  先ほどの令和元年度の予算の話をしたときも、予算審の話をしたのも、そういう背景があったからなんですね。900万、今投入してるわけですよ。もう何年になるんかな。しびれを切らして議会としても、だったら元に戻そうやって、できないんだったらという話が出てきたのも事実だった。もうしばらくするとまた同じ議論が始まるので、そこはですね、委員会も、それから執行部もですね、予算審のときにある程度、皆さんが納得がいくようなものを考えておかないと、委員会の一つは落ち度になると思いますよ。  これまでの議論の中とちょっと違うなと思ったのは、体育協会というのは事務局だけではなくて会員も含めたものであるという話は、これまで予算審の中ではなかったような気がするんですね。それを今、会員の皆さんに説明して、その理解をもらおう、そして体協が今後どういうふうに関わっていくのかというのは、課長、部長、ちょっとそれは遅過ぎるんじゃないのかな、結論は出るのかな、それで。会員さんの理解を得て、こういうふうに体協、会員を含めた体協はこうしていくんだという結論が出ますか。出てもらわないと困るんだけど、どうなんですかね。 153: ◯委員長内野明浩君) 金堂部長。 154: ◯健康推進部長(金堂円一郎君) 体育協会の在り方については、健康推進部の大きな課題の一つという認識で私も努めております。これまで体協の理事会、事務局等の会話を重ねてきました。基本的には貴島課長が言ったとおりなんですけども、やはりこれまでの行政サイドの不作為的な側面もあったのかなと。基本的には体育協会の補助金を下げるのが目的ではなくて、体育協会に出している公費がきちんとスポーツ振興に役立っているのかと、そういった側面で今当たっております。  なかなか体育協会の内部のことをちょっと私がどうこう申し上げにくいところではありますけども、こういった体育協会の現状をそれぞれの会員さんとこれまで情報共有をしてこなかったという側面は強く感じておりますので、ある意味、今さらながらと米丸委員がおっしゃったところも私もそう思うところはありますけども、基本的にはその考えの下に今、体育協会と常時共有をしながら、それぞれの会員さん等も含めて話をしながら進めております。  来年度の当初予算のときには何らかの形のお話ができるというふうには考えておりますので、おっしゃりたいことはもう十分分かった上で、健康推進部の大きな課題の一つとして捉えて前に進んでおりますので、また後ほどといいますか、今後、情報共有をさせていただきたいと思っております。 155: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 156: ◯委員(米丸貴浩君) 金堂部長、就任されて所管の部長になられて、もう5年やってるんだったら、「金堂部長、何やってるんですか」と私は言うんだけど、なられて初年度でこういう大きな問題に携わるのは大変だなとは思うんですけどね。  いずれにしてもですね、もうあと時間がないので、会員の皆さんにいろんな説明をした中で考え方を理解してもらえたのか、もらえないのか。そして、途中経過でも構いませんので、まだ委員会は何回もありますから、今どうも体協の中で考え方がこういうふうになってますと、こういうふうな説明で次年度以降に向けて、いわゆる議会に対してですね、こういう形で説明していこうというのは、小出しでも構いませんので、どうか委員会にはですね、予算のときにぽんではなくて、逐次ですね、また教えていただければと思いますし、我々のほうからもですね、できたらまたいろんな意見をですね、提言等をですね、執行部と一緒になって考えていければと思っておりますので、どうか部長、課長、よろしくお願いいたします。 157: ◯委員長内野明浩君) 貴島課長。 158: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 私もその理事会とかに毎回出席しておりますし、手応えとしてはですね、いい方向に進んでいるという認識は持っています。なので、委員がおっしゃるようにですね、ちょっと今までの経過であるとか、現在の進捗状況をまた次回の委員会のときにでも、逐次、御報告させていただきたいと思います。 159: ◯委員(米丸貴浩君) お願いします。 160: ◯委員長内野明浩君) 経過報告をね、次の委員会でお願いいたします。 161: ◯委員(米丸貴浩君) そして、1期生の皆さんは御存じないので、そういうところも含めてね、一回説明を受けたらいいと思う。お願いします。 162: ◯委員長内野明浩君) ほかにありませんか。北田委員。 163: ◯委員(北田 織君) 課長、ごめんなさい、もう一点だけ。  この「みるスポーツ」の中で結局、ここで言ったら、要するにシーキャッツのことなんですけれども、今年度で補助金の250万が終わるのではないかと思うんですね。これ導入というか、支援するときも相当かんかんがくがくの議会で議論があって、たしか附帯決議もついたんではないかというふうに記憶してるんですけれども、ここを見ると、前年度のことですけれども、現状及び課題の中に「連携協定に基づきチームの強化や広報、運営に対する支援を行う」というように書いてありますけど、本年度で3年ということで終わるんですが、ここに対する今後の対応というか継続というように考えておられるのか。3年ということでしたので、一定の評価というか検証をして、それをやめるというように考えておられるのかどうなのか。そこをちょっとよかったら教えてください。 164: ◯委員長内野明浩君) 貴島課長。 165: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 私どもとしては補助金の継続は考えておりません。ただし、福岡春日シーキャッツですので、ほかの支援の在り方ですね、練習会場の提供であるとか、情報発信であるとか、そこは継続して支援をさせていただきたいと考えておりますし、逆にチームのほうからもですね、本市のスポーツ振興に対して、選手の指導であるとか、そういった面においてちょっと連携して今後も続けて取り組んでまいりたいと思っております。  ただし、補助金については、もう一定の成果は出ていると考えて、もう本年度で終了というふうに考えております。 166: ◯委員長内野明浩君) 北田委員。 167: ◯委員(北田 織君) 関連してなんですけど、決して僕は補助金を切ってくださいと、そういうのを望んでいるわけではなくして、実際にシーキャッツの方と、私はちょっと見えないところは、支援するための会員さんとか賛助会員とか企業の会員とか、こういったところの数字とか実態がちょっとよく見えなくて、本来、今おっしゃられるように春日という名称もつけていただいている分もありますし、いろんな形でそこら辺の地域的な支援というのは今どれぐらいまで進んでるんでしょうか。それはお分かりでしょうか。 168: ◯委員長内野明浩君) 貴島課長。 169: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 直近のですね、例えばファンクラブの会員数であるとか、そういったものはちょっと今把握はしておりませんけれども、スポンサー企業もかなり当初に比べますと増えておりますので、財政的なチーム運営の面ではかなり安定してきてるのではないかなというふうには考えております。  ただ、いかんせんですね、ここ最近は露出できるような大会自体がないのでかなり、何というんですかね、新しい人を取り込むとかいったところになかなかいけてないのかなというのはちょっと感じております。ただ、そういった中でもですね、スポーツセンターに選手の等身大まではいきませんけど大きなパネルを展示して、チームの認知度を少しでも上げていこうということで、スポーツセンターでもそういった取組をしておるところでございます。 170: ◯委員長内野明浩君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 171: ◯委員長内野明浩君) それでは、次のもう一つの調査事件をお願いいたします。一般介護予防事業の現状と課題についてまで行きましょう。それから休憩しましょうか。  柚木高齢課主幹。 172: ◯高齢課主幹(柚木智子君) それでは、一般介護予防事業の現状と課題について、御説明いたします。  高齢課資料の1ページをお願いします。  現在、春日市で行っております一般介護予防事業は事業形態によって3種類ございます。一つは、いきいきプラザや総合スポーツセンター、ナギの木苑を介護予防拠点として実施する事業。二つ目には、自治会が実施されるふれあい・いきいきサロンやカフェ、また、シニアクラブなど地域へ講師を派遣する事業。三つ目には、フレイル予防や認知症予防など市が直営で行う各種予防教室です。  新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、一般介護予防事業も令和2年3月から事業の中止を余儀なくされました。緊急事態宣言の解除後、徐々に公共施設などは開館となりましたが、高齢者を対象とした事業の再開に当たっては、資料の中ほどに記載しております再開時のポイント、参加者やスタッフの体調管理、3密回避や消毒・換気などの環境調整、事業内容の工夫を考慮した上で順次事業を再開をいたしました。  通年事業の中止・再開状況は、1ページの表を御覧ください。最初に再開しました事業は、(2)の転ばん塾とおたっしゃ塾です。この教室の対象者は、低体力者・虚弱者であり、外出自粛で体力や気力の低下が心配な高齢者が多かったことから、広い会場への変更や定員を減らせるよう回数を増やすなどの工夫を行い、できるだけ早く再開できるようにいたしました。その後、順次、(1)のいきいきルームでのトレーニングジムやルームレッスン、(3)の高齢者運動教室を再開をしております。  次に、2ページを御覧ください。  事業中止期間中に行った参加者へのフォローは上の表のとおりでございます。各事業において電話で参加者の状況を確認をしております。(2)の転ばん塾やおたっしゃ塾の参加者には、電話で状況を確認する中で、直接状況を確認する必要があると判断した場合には、教室講師と保健師が訪問できる体制を整備いたしましたが、実際は訪問までには至りませんでした。(3)の高齢者運動教室参加者には、電話連絡や自宅でできるトレーニングのチラシを郵送したことで、自宅でチラシを見ながらトレーニングしていましたとの声も聞かれ、介護予防に対する意欲を維持することにつながりました。  次に、3、ボランティアへの支援です。市が実施する運動教室で参加していただく運動ボランティアと、ナギの木苑で活動していただくはつらつボランティアは、全面活動中止の後、6月中旬から事業の準備や片づけ、消毒作業など、参加者との接触を伴わない形での活動を再開いたしました。  ボランティア活動再開に当たり、ボランティア自身の体調やボランティア意欲の向上のため、フォローアップ研修を実施しました。また、介護予防ボランティアの活動実績に応じてポイントを付与する介護予防ボランティアポイント制度では、令和2年度交付分の施設利用券に限って、通常のポイント還元に加え、1人1冊の特別交付を行い、さらに有効期限を1年延長し、令和4年3月末まで使えるようにいたしました。  次に、3ページの4、地域への事業状況と支援を御覧ください。  9月末での事業の状況は記載のとおりです。ふれあい・いきいきサロンなど、通いの場における感染予防対策をまとめたチラシを、運営する担当者に送付し活用いただきました。また、講師に対しても同様に感染予防対策を周知し、講座の開催に当たり、マスクを準備いたしました。当初予定されていた事業が中止や日程変更となりましたので、柔軟な利用ができるように10月の自治会長会で再度周知を行いました。各地域でのサロンなどの10月時点での開催状況は中ほどの表のとおりです。  次に、5、コロナ禍における介護予防の継続支援につきましては、自宅でできる運動や脳トレの動画やチラシを作成し、市ウェブサイトに掲載をいたしました。また、動画はDVDとして希望する運動ボランティアへ無償配付し、チラシについては65歳到達時の介護保険証送付時や、健康スポーツ課からの市民健康診査の案内に同封いたしました。  4ページをお願いいたします。  次に、6、企業等との連携については、市との連携協定に基づき、大塚製薬が実績に応じた医療的な情報を含めた高齢者向け啓発チラシを作成され、市窓口などに配置しております。  (2)ケーブルテレビでは、いきいきルームスタッフによる自宅でのトレーニング方法を5月上旬に放送されました。また、市ウェブサイトを御覧になった三菱地所から引用希望がありまして、全国マンション管理組合広報紙に「おうちでエクササイズ」が掲載をされました。  7、課題、今後の展開ですが、まず(1)市の事業においては、継続的な事業実施のためには、1)感染状況に応じた事業実施の継続、2)参加者に対する適切な継続支援、3)現在活動されているボランティアに対する継続支援、4)新規ボランティアの人材発掘・支援が必要と考えています。  (2)地区においては、1)通いの場に対する継続支援、2)地域支え合い会議にて情報提供のあった方への個別対応が今後も必要と考えております。  (3)自発的取組の推進においては、今まで十分ではなかった取組になりますけれども、今年度、自宅で行える運動などを市報やウェブサイトなどで広く啓発するとともに、各種通知にチラシを同封する個別アプローチによる普及啓発を図ることができました。今後も継続していきたいと考えております。  5ページ、6ページにつきましては、参考資料として市ウェブサイトやチラシの縮小版を掲載しています。後ほど御確認ください。  一般介護予防事業の現状と課題についての説明は以上です。  引き続き、先月の閉会中の委員会において、次回報告をさせていただく予定となっておりました地域包括支援センターに関する質問に対する回答をさせていただいてよろしいでしょうか。 173: ◯委員長内野明浩君) はい、続けてお願いします。武末高齢課課長。 174: ◯高齢課長(武末竜久君) それでは、先月、宿題とさせていただきました介護予防支援、介護予防ケアマネジメントの委託の割合についてですね、資料の7ページを御覧ください。  これは令和元年度の実績報告から引用していますが、南包括で全体的に23.1%、北包括支援センターで19.6%、全体で21.2%が外部に委託に出している割合となっております。  続きまして、エフコープ生活協同組合の選定についてですね、説明させていただきます。  法人の基本理念は、「ともに生き、ともにつくる、くらしと地域」とされており、法人の高齢者福祉ビジョンもこちらの表に記載がありますとおりでございます。地域包括ケアシステムへの理解が伺えるものとなっております。  提案の中で特に評価された点は、1点目が地域共生社会を強く意識した点でございます。今後のセンターの役割について、高齢者福祉に限らず、障がい者福祉、子ども・子育て支援、生活困窮者支援といったほかの制度との連携を深めること、8050問題など高齢者福祉施策のみでは解消が難しい課題についても取り組むべきものとして提案され、障がいの制度に精通した職員の配置などがなされた点です。  2点目が、市内を中心とした豊富な事業実績がある点です。下の表を御覧ください。地域包括支援センターの受託実績はありませんが、居宅介護支援事業所は平成15年から運営しておりまして、市内に1か所、光町2丁目にエフコープ介護サービス春日がございます。このほか市外にも4か所、ケアマネさんの事務所ですね、居宅介護支援事業所を運営しております。そのほかの介護保険サービスは、訪問介護、訪問看護、定期巡回・随時対応型訪問介護看護、地域密着型通所介護、小規模多機能型居宅介護、サービスつき高齢者向け住宅の6種類のサービスを、春日市、福岡市、志免町などで運営しております。また、これらの介護保険サービス以外にも、自治体からの委託などで高齢者に関する各種事業を行っております。本市のまごころサポーター養成講座もエフコープさんに委託している委託事業の一つとなっております。  3点目が、地域とのネットワークづくりへの期待です。自治会をはじめとする地域との協働は春日市の重要なテーマでございます。デイサービスや小規模多機能型居宅介護事業所がある光町では、防災訓練や夏祭り、カフェ等への参加など、地域の住民や自治会との様々な地域活動を通じて、地域との協力体制を構築してきた実績がございます。  4点目が、高齢者等に配慮された事務所です。比較的大通りに面しており、遠目からでも見つけやすい一方で、大通りでありながらも車両の交通量はそこまで多いとは言えない、来所者の安全性の面からも評価できるものでございました。また、建物の1階にあり、出入口の段差がないなど配慮がなされたものでございました。  このような提案を総合的に評価し、他社の提案では聞かれなかった地域共生社会をテーマとした提案がなされておりましたので、既存の地域包括支援センターを受託している法人とはまた違う切り口で、春日市の地域包括ケアシステムに新しい風を吹かせてもらうよう期待がありました。こういったところでですね、選定させていただいております。  説明は以上です。 175: ◯委員長内野明浩君) それでは、ただいまの説明ですね、まず調査事件についての質疑があればお願いいたします。  船久保委員。 176: ◯副委員長(船久保信昭君) 御説明ありがとうございます。コロナ禍で一番心配してた介護予防関係がどのように実施されているのかというのが細かく分かりました。  すみません、1点お伺いします。3ページに、介護予防の継続支援、コロナ禍におけるというところで動画作成ということを。DVDで作成されているということで、これを配付されているのが運動ボランティアの方へ無償配付ということでございますが、これは希望する高齢者等への配付というのはされていますでしょうか。 177: ◯委員長内野明浩君) 柚木高齢課主幹。 178: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 現在、運動ボランティアさんへの配付はされておりますが、それ以外の一般の高齢者に対しては特に行ってはいない状況です。今後の配付先については、自治会も含めまして検討を行っているところですので、個人でというよりは、いろんな場所で活用していただけるような方向でとは考えております。 179: ◯委員長内野明浩君) 船久保委員。 180: ◯副委員長(船久保信昭君) コロナ禍でですね、各自治会のほうも行事等を中止されたり、また、特に高齢者が関わる行事等というのは非常に厳しいところで、各自治会で温度差はあるんですけれども、全く実施されてない自治会もあるというふうに聞いております。  こちらの今さっきの動画の話に戻るんですけども、市のウェブサイトで「おうちでエクササイズ」という動画を開設されているということでありましたけども、どうしてもやっぱり高齢者というのは、そういうところのネット関係に弱い方も多数いらっしゃるかと思いますので、その辺りですね、希望する高齢者の方に優しい手だてというのをお願いしたいと思います。 181: ◯委員長内野明浩君) よろしいですか。要望ですか。 182: ◯副委員長(船久保信昭君) はい、要望ということで。 183: ◯委員長内野明浩君) ほかにありますか。質疑ですね、まずは。  それじゃあ、先ほど聞いた宿題を先にやっちゃいますかね。それじゃあ、米丸委員、質問を。 184: ◯委員(米丸貴浩君) エフコープさんの特に評価された点という4項目を上げていただいて、お聞きしてて、まさにそのとおりだなと思ってたんですね。  ただ1点、ちょっと私の理解が不十分でよく分からないのが、地域共生社会を強く意識した提案がありましたということで、これをもう少し、例えばこういう提案がありました、こういう提案がありましたというのがあると分かるんですけれども。さきの委員会かな、8月の委員会か何かで、執行部の皆さんから頂いた資料をずっと見つつ、これを見比べてたんですけどね。もらいましたよね、地域共生社会の実現のための社会福祉法等の一部を改正する法律、こういうのがありますよというのを見せていただいて、私、なかなかこの法律の改正があって、こういうことになりますというのがよく分かんないんですけれども、これに準ずるような提案があったという理解でよろしいんでしょうか。 185: ◯委員長内野明浩君) 武末高齢課長。 186: ◯高齢課長(武末竜久君) 準ずるような具体的な提案がどうこうありましたというよりも、こういう投げかけというか、プレゼンテーションの中でこういった言葉が出てきたところというのがもうここしかなく、通常の地域包括支援センターの今やっていることの延長のような提案がなされているところと、あとそういった提案に加えて、自分たちのところが障がいのところもやっているので、そういった障がいのところも含めて、生活困窮も含めて、そういった取組もうちのほうでは今後考えていくことができますという、そういった話をいただいたというところですね。だから、具体的な施策とかがあったわけではなく、そういうことを私たちはできますよという強い、そういうところがあったというところでございます。 187: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。
    188: ◯委員(米丸貴浩君) 課長、ありがとうございます。具体的な施策ではなくて、理念的なもので地域共生社会を非常に意識してある。そういう理念があって、こういう提案が出ましたということがくみ取れたと、そういう理解でよろしいですね。分かりました。 189: ◯委員長内野明浩君) ほかにありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 190: ◯委員長内野明浩君) よろしいですね。それじゃあ、もう一回、ちょっと質疑があれば、すいません、先ほどの調査事件、質疑があれば。よろしいですか。ないですか。じゃあ、昼からに回しますかね。  じゃあ、一旦ここで休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後0時10分                 再開 午後1時30分                ──── ─ ──── ─ ──── 191: ◯委員長内野明浩君) それでは、委員会を再開いたします。  健康推進部の質疑の途中でございましたけども、その前にですね、福祉支援部のほうからの宿題の報告があるそうでございますので、そちらから先にお願いいたします。  高瀬福祉支援部長。 192: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) すみません、途中で割り込みする形になりまして申し訳ございませんが、ちょっと時間の関係上先にやらせていただきます。  午前中ですね、障がい者の施設等の物品調達の関係で2点こちらのほうから回答を保留した分がございます。1点目が障がい者就労施設等の「等」の意味で、在宅就労の関係ですね、これがどうなっているかということと、2点目がB型事業所の工賃等についてのお尋ねがございました。担当課長が説明いたします。 193: ◯委員長内野明浩君) 牧之瀬課長。 194: ◯福祉支援課長牧之瀬尚美君) では、まず1点目、在宅就業障がい者への周知についてです。在宅で作業を行っている方をお一人お一人把握することが現在難しい状況で、現在は情報の提供、声かけは行っておりません。しかし、今後、福祉サービス事業所や障がい者福祉団体を通しての周知や情報が届くような方法を研究していきたいと思っております。以上です。  2点目です。B型事業所の平均工賃についてです。市内9事業所のうち5事業所の10月末現在の状況をお伝えします。約、1時間当たりの工賃として100円から400円の工賃で支払っている状況です。事業所によっては作業代の中から昼食代を引いて工賃を支払っているところもあるため、額は様々です。  以上です。 195: ◯委員長内野明浩君) 質問ありますか。  米丸委員。 196: ◯委員(米丸貴浩君) こっちから行こうかな。まずは、障がい者の方で在宅の方への周知ですけれども、介護保険と同じように、これもたしか相談支援の中で計画書をまた作っていただくことになるかと思いますので、あらゆる機会を捉えてですね、こういうことがありますよと、皆さんの中でこんなことはしてありませんかということをですね、いろんな手段を使ってですね、広めていっていただければと思います。  それから、工賃のお話のほうですけれども、私、市の平均工賃は幾らですかという質疑をしましたけれども、ちょっとこれは聞き方が悪かったですね。作業所、施設によって、また多分施設施設の平均工賃も違うかと思いますので、一概に市の平均工賃ということは言えないので、今し方、課長のほうからの説明であったかと思っております。いずれにしても、時給換算にしても100円から高くて400円ということは、月平均工賃にすると多分1万円前後かなというふうに私も推測をしております。県の平均工賃がたしか、私が過去に調べたときでも、1万1,000円から2,000円ぐらいではなかったかなという気億をしておりますので、この平均工賃を上げるための手段としては、やはり私たちもですね、委員会それから議員として、または市民としてですね、障がい者の方がこういうようなグッズを作っている、もしくは焼き菓子とかパンを作っているということをいろんなところでいろんな機会を使ってでもですね、知っていただくこと、これが大事と思っていますので、行政だけではなくて私たちもその責任があるかと思いますので、皆さん、どうかパンや焼き菓子を改めてまた皆さんに知らせてください。  課長、どうもありがとうございました。部長、ありがとうございました。私からは以上です。 197: ◯委員長内野明浩君) 高瀬部長。 198: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 今、米丸委員が言われたようにですね、周知関係、また情報把握に引き続き努めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。これで、追加質問の回答を終わります。 199: ◯委員長内野明浩君) ありがとうございます。  では、休憩に落とします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後1時34分                 再開 午後1時35分                ──── ─ ──── ─ ──── 200: ◯委員長内野明浩君) 再開いたします。  それでは、先ほどの追加質疑ですね。健康推進部の質疑のほうからお願いいたします。  船久保委員。 201: ◯副委員長(船久保信昭君) 調査事件の一般介護予防事業の現状と課題についての分なんですけども、まずですね、1点目に、今、再開されている転ばん塾とかおたっしゃ塾は、コロナ禍に入る以前は、1回400円とか何か取って送迎等をされていたという実績の報告が以前あっていましたけども、こちらのほうは現在されていますでしょうか。 202: ◯委員長内野明浩君) 柚木高齢課主幹。 203: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 転ばん塾、おたっしゃ塾につきましては、虚弱者、低体力者が対象の教室になりますので、必要な方については必ず送迎をつけて開催をしております。 204: ◯委員長内野明浩君) 船久保委員。 205: ◯副委員長(船久保信昭君) そうした場合にですね、通常、多分ここいきいきプラザであると、入り口のところで検温等を今されているかと思うんですが、こういう送迎の際はどのような感じで、そういうチェック体制を整えておられるのでしょうか。 206: ◯委員長内野明浩君) 柚木主幹。 207: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 御自宅で検温をしていただいて、体調不調の際は、当日欠席をしていただくという大前提がございます。で、教室を利用される前に再度チェックを、検温をさせていただいています。 208: ◯委員長内野明浩君) 船久保委員。 209: ◯副委員長(船久保信昭君) また別件になりますけども、転ばん塾、おたっしゃ塾については、年度末に評価を従来実施されていたかと思います。改善とか維持とかが、その他という項目で、以前、人数の報告をいただいていた分があるんですけども、今年度、こういうコロナ禍の状態で、そういう評価関係はどのような感じで実施する予定でしょうか。 210: ◯委員長内野明浩君) 柚木主幹。 211: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 基本的には、例年どおりの評価を実施はしますが、開催ができなかった期間、それから徐々に再開に向けて、内容を変更して実施をして、当然参加者も以前のように、100%ではない状態で行っております。基本的な内容が、しっかり個別に対応ができる形で事業を実施しておりますので、そういった点を含めて評価をしていく形になるかと思います。 212: ◯副委員長(船久保信昭君) ありがとうございました。 213: ◯委員長内野明浩君) ほかにありませんか。原委員。 214: ◯委員(原 克巳君) 今回、コロナ禍で、特にお一人住まいの高齢者の方っていうのはですね、いろんな事業が中止になったりとかということで、交流の機会が減少して、お家で一人で過ごされる時間が増えたと思うんですね。そういったところで、例えば認知が進んだとか身体的機能の衰えた高齢者の方とか、そういったところの把握はされていますでしょうか。 215: ◯委員長内野明浩君) 柚木主幹。 216: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 先ほど説明の中で、サロンとかカフェとかがですね、縮小傾向といいますか、開始ができなかったり、開催が飛び飛びになってたりとかいう状況でございます。実際に、家に閉じこもった状態で心配な高齢者の方とかもたくさんおられます。そういったことを危惧していただいてる地区の推進委員さんとかが電話連絡をされたり、たまにちょっと近くを通られたときにお声かけをしていただいたり、あと、地区によっては、往復はがきで、お元気ですかというものに、返信を近況を書いて送っていただいたり、地区それぞれでいろんな、心配な方、高齢者の方の状況を把握する手だてを実施されています。そういった中で、気になる高齢者の方がいらっしゃいましたら、包括支援センター、社協、高齢課のほうに御連絡をいただいて、必要な支援をさせていただいているところです。 217: ◯委員長内野明浩君) 原委員。 218: ◯委員(原 克巳君) 必要な支援ということで、実際、コロナが始まっていろんな事業が中止になってきたところで、そういった方の具体的な人数っていうか、増えてきたという感触はあられますか。 219: ◯委員長内野明浩君) 柚木主幹。 220: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 具体的な数については、ちょっと把握はできておりませんが、感覚的には、教室に参加されてあった方がコロナで外出自粛になり、体調が悪化されたとかいうのを把握しておりますので、やはり体調が思わしくない傾向にある方は多いかと思います。 221: ◯委員長内野明浩君) ほかにありませんか。ないですか。米丸委員。 222: ◯委員(米丸貴浩君) 私からは、この介護予防事業がこれからどのように進んでいくのかなというのをちょっとお聞きしたいと思っております。  介護予防に関するこれまでは、まず、できる限り要介護状態にならないように、または重度化が進まないようにっていう介護予防を重視したシステムの確立っていうのが当初進められてきたかと思います。  それが、平成26年度の介護保険法の改正によってですね、通いの場の取組を推進するために、地域支援事業、ここに、この地域支援事業における一般介護予防事業の創設が進められてきたんじゃないかなとは思っております。  そして、今の動きとしては、介護予防に加えて共生、地域共生社会の実現に向けた取組が、これは午前中もありましたけれども、この取組が進められている中で、地域づくりの推進という観点からも、この自治体への期待、春日市への期待が大きくなっていくというふうな一般介護予防事業のこれからの姿ではないかなとは思っているんですけれども、重症化、要介護状態を防ぐというだけではなくて、今からは、先ほど言いました通いの場の取組、これが非常に重要視されてきて、御本人だけではなくて、元気な高齢者の方、それから地域のいろんな人材、資源を活用してですね、この介護予防を進めていこうという動きにあると思っているんですけれども、まずこの認識はこれでよろしいでしょうか。 223: ◯委員長内野明浩君) 柚木主幹。 224: ◯高齢課主幹(柚木智子君) そのとおりでございます。 225: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 226: ◯委員(米丸貴浩君) ありがとうございます。そうであればですね、先ほど言いました通いの場、多分この通いの場っていうのはシニアクラブ、それからいろんなところの会でも実施されているカフェとかですね、こういうことが該当するのではなかろうかと思っております。その通いの場、これの推進をこれまで以上にやっぱりやっていきましょうということが、今後求められている事業の姿と思ってるんですけれども、春日市としてはですね、この通いの場への強化っていうのは、どのような取組を今から考えてあるんでしょうか。 227: ◯委員長内野明浩君) 柚木主幹。 228: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 今現在行っております様々な講師派遣事業とかですね、そういったのを、今、理学療法士、作業療法士、歯科衛生士、栄養士とか、いろんな分野の講師を派遣させていただいてます。そういった中で、介護予防ですね、フレイル予防だとか、健康寿命をさらに伸ばしていくっていう取組を行っています。今後もその方向性をしっかり見据えながら、必要に応じて、状況に応じて、またさらに内容を検討しながらというところを考えております。 229: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 230: ◯委員(米丸貴浩君) 今、課長からありました健康寿命延伸プラン、これは昨年5月に施行されて、この中には、次世代を含めた全ての人の健やかな生活習慣の形成とか、疾病予防、重症化の予防とか、それにあわせて、介護も福祉の分野なんですね。介護予防とかフレイル対策、認知症の予防、これが大事だということが確かにうたわれているかと思います。通いの場のさらなる拡充という一応目標もありますけれども、目標の取り方というのはまた様々なので、ここでは問いませんけれども、通いの場のさらなる拡充が求められていますので、これについてはですね、通いやすいカフェ、サロン、シニアクラブ、いろんなところにまた先進事例もあるでしょうし、そういうところを見ながらですね、また進めていっていただければと思うんですが、通いの場にですね、行ける方はよろしいとして、本人の意向、もしくは身体的な状況でですね、なかなかその通いの場に参加しない、あるいはできないていう方、こういう方についてはですね、どのような把握もしくは支援を考えてあるんですか。 231: ◯委員長内野明浩君) 柚木主幹。 232: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 現在、通いの場は35地区、全ての公民館とか、あとナギの木苑とか、いきいきプラザとか、あと総合スポーツセンターとかで実施をしておりますので、御自宅に一番近いところでそういったのを活用していただくというのが一番よろしいかと思っております。  そこに行くまでの自宅から通いの場まで行くっていうこと自体が、何ていうんですかね、機能を向上させる訓練といいますか、健康維持をするための必要な動きであろうと思いますので、そういった自宅にこもりっきりではなく、他者との関わりをその通いの場で実践していただけるように、少しずつ地域に出て行っていただくというような支援をしていけたらなと思います。 233: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 234: ◯委員(米丸貴浩君) 参加の促進をしていただければいいんですけれども、一つにはですね、高齢者、出てこれない方、もしくは出られない方、こういう、本人のみならずですね、家族の方とか、それから地域の方への働きかけ、理解を得るということももう一方では必要かなと思ってますので。御本人が、それで理解していただければそれが一番いいんですけれども、そうでない周りの方の支援、周りの方への協力っていうのもですね、一つかなと思っていますので、ちょっとその辺りの協働した取組もですね、考えていただければと思っております。そこには民生委員さんとかいろんな方が、関係者の方が入ってくると思いますので、本人へのアプローチと併せて、そうした協働したアプローチ、支援の仕方もですね、考えていただければと思っております。  先ほど専門職のお話がちょっと出ましたので、専門職の方が地域リハでいろんなところに入っていただいているのは本当にありがたい話だと思ってます。そこにはですね、一つは、専門職の派遣のみならず、企画の段階、今度はこういうことをしよう、ああいうことをしようという企画の段階からですね、専門職の方の関与を進めるためにはですね、春日市で考えれば筑紫医師会のやっぱり協力が必要ではないかなと思っているんですけれども、もしくは、かかりつけ医さんとかですね、その辺りの連携も必要かと思うんですけれども、この辺りの連携というのは春日市の場合はいかがなってるんでしょうか。 235: ◯委員長内野明浩君) 柚木主幹。 236: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 今、実際、現在行っております医師会との連携といいますと、認知症医療講演会とかですね、そういった認知症に特化した事業については医師会の先生に御協力いただいて、企画内容から含めましてですね、一緒にやっております。それ以外の講師派遣事業とかにつきましては、そうですね、全体的な、個別の具体的な協議というわけではございませんが、全体的な事業計画の中で医師会の先生も入っていただいておりますので、そういったところで意見を聴取しているという形にはなります。 237: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 238: ◯委員(米丸貴浩君) それは企画の段階からという認識でよろしいんですかね。今回はこういうことをして、ああいうことをしていこうという、個別の案件もあるでしょうけれども、全体として今年度はこういう地域リハを進めていこうというところの最初の段階ですね、企画の段階で医師会の先生たちが入っていただいて、次年度の体制を整えるという理解でよろしいんですか。 239: ◯委員長内野明浩君) 柚木主幹。 240: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 年度といいますよりも、3年間の事業計画を策定するタイミングでということにはなります。 241: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 242: ◯委員(米丸貴浩君) これ、医師会の皆さんの御協力は当然私も必要だと思ってるんですね。というのは、先ほどの健康寿命延伸プランの中でも出てくる高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施を図っていきましょうということに関わってくるとは思うんですけれども、そういう通いの場にですね、医学的な知見を持った方が来られるというところでですね、またそういうところで新たな、何ていうんですかね、受診勧奨の機会が出てくるとか、それとか例えば薬剤師さんが薬局や地域活動の場を利用して薬とか健康相談等を取り組む事例に持っていくとかですね、単なる介護予防だけではなくてですね、そういう、午前中の話にも関わってきますけれども、一体的なもの、介護予防だけではなくてですね、健康寿命というところにもですね、特化してからできるので、やはりこういう地域リハに関してはですね、しっかりした医師会の協力、提携を基にですね、具体的な方策等をしっかりですね、進めていければと、いっていただければと思いますので、今後期待しておりますので、それを連携が見える形でまたよろしくお願いいたします。 243: ◯委員長内野明浩君) 要望で、いいですか。柚木さん。 244: ◯高齢課主幹(柚木智子君) そうですね、高齢課が直接関わっている業務、事業ではございませんけれども、医師会に所属されてます徳洲会病院とかが地域に出向いて医療講演会とかいうことを実施をされて、住民の健康維持のために必要な情報をお届けになられたり、また必要なときには医療を受診していただくようにとお話をいろんなところで開催をされております。一応、参考のためにお伝えしておきます。 245: ◯委員長内野明浩君) 武末高齢課長。 246: ◯高齢課長(武末竜久君) すいません。補足でですね、講師派遣事業とかは各地公民館とかでやっている事業とかを受けて、課題共有の地域ケア推進会議等を行っていますので、そういったところでこういった視点を取り入れたほうがいいよとかいうのは、次の課題、ここで出てきた課題を次の事業にどう生かすかというので課題共有していますので、そういった場でも話してますので、有効的にですね、使いながら、あと、ケアマネ情報交換会とかやってる中で、そこに医療の方、理学療法士の方が来てもらって講演してもらったり、そういった形でですね、やっぱり専門家、お医者さんとかのやっぱり専門的な知見というのはですね、非常に参考になりますので、そういった連携は続けていっていきたいなと考えております。 247: ◯委員(米丸貴浩君) 最後に。 248: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 249: ◯委員(米丸貴浩君) 課長ありがとうございます。おっしゃるとおり、健康づくりの教室などの通いの場での保健師さんとか医療関係の専門職が関与すること、一方では、保健・医療の視点から受診勧奨を行うっていう話をちょっとしましたけれども、その逆もあるかと思うんですよね。フレイル対策とか疾病予防とか高齢者の特性に応じたいろんなサービスにまた結びつけていくことができると思いますので、地域ケア会議も大事ですよね。そういうところの情報をですね、いろんな形でリンクさせていくのが今後の春日市が進めていく一般介護予防事業の姿かなと思ってます。期待をしておりますので、どうかよろしくお願いいたします。 250: ◯委員長内野明浩君) ほかにありませんか。原委員。 251: ◯委員(原 克巳君) 市の事業の中で様々なボランティアの方が活躍をされていると思うんですけど、そのボランティアの方々の平均的な年齢っていうのは分かりますか。 252: ◯委員長内野明浩君) 武末課長。 253: ◯高齢課長(武末竜久君) はっきりとしたデータはないんですけど、やはり、以前、社協さんのボランティアのところに登録している方とか、うちの例えばボランティアポイント制度とかで登録している方の年齢層を見るとやはり60代、70代、中には80代、90代の方もいらっしゃいますけど、やっぱりそういった年齢層の方が多くてですね、若い方はやっぱり、ふだん仕事を持っているとか子育てしてあるとかいうのがあります。  逆に、若いお母さんとかでも、カフェとかの時間で、例えば子どもさんがどこか学校に行っているとか手が離れているときに手伝ってもらっているような、ちょっと若いボランティアさんも中にはいらっしゃいますので、そういった地域での人材をですね、上手に、地域の方もつなぎとめてほしいし、私たちもそういう人たちが活躍できる場を提供しながらですね、提供できるように考えていきたいなと思ってます。 254: ◯委員長内野明浩君) 柚木主幹。 255: ◯高齢課主幹(柚木智子君) すいません、補足いたしますが、介護ボランティアの年齢層なんですけれども、40代、50代、あと80歳以上が比較的少なくて、60代、70代の方が主に活躍を、多く活動されているという状況にあります。 256: ◯委員長内野明浩君) 原委員。 257: ◯委員(原 克巳君) すいません、ありがとうございます。それをちょっと聞いてですね、ちょっと安心したっていうかですね。やっぱり参加する側っていうか、ではなくて、主体者として関わっていくっていうのはやっぱり高齢者にとっては大事かなというのがちょっとあったもんですから、60代、70代の方が多いということはちょっと安心いたしました。  逆に、先ほど米丸委員からもちょっとお話が出ましたけど、逆に、先ほど言った若いお母さん方とか、そういった若い方々にもボランティアとして参加をしていただくことで、やっぱり幅広い、何ていうんですかね、年齢層で盛り上げていくというところも大事かなと、一方ではですね。そういう気持ちもありますので、またこのボランティアの周知だとか募集についてですね、またよろしくお願いしたいというふうに思います。 258: ◯委員長内野明浩君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    259: ◯委員長内野明浩君) ないようでございます。  続きまして、報告事項に移ります。  説明員の説明をお願いします。貴島課長。 260: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは、東京2020オリンピック聖火を活用した地方創生事業について説明させていただきます。  健康スポーツ課からお配りしております資料の17ページをお開きください。こちらは総務省の報道発表資料になります。この事業は、オリンピック聖火を活用して地域の元気を取り戻し、地方創生につなげていく取組を支援するとともに、オリンピックムーブメントの推進を図るため、地方に聖火を展示するという総務省の事業になります。福岡県では、来年2月12日から16日まで、9の市で聖火の展示が行われ、本市では2月の13日土曜日の14時から17時の間、総合スポーツセンターで聖火を展示する予定です。  聖火の展示に併せ、いろいろなスポーツが体験できるコーナーや、前回の東京オリンピック聖火リレーの写真の展示などを設けるよう計画しており、現在、総務省や福岡県の聖火リレーの実行委員会と詰めているところでございます。また詳細が決まりましたら、改めて御報告させていただきます。  説明は以上です。 261: ◯委員長内野明浩君) ただいまの説明に関しまして、質問があればお願いします。簡潔明瞭にお願いいたします。 262: ◯委員(米丸貴浩君) 簡潔明瞭に。いいですか。 263: ◯委員長内野明浩君) どうぞ。 264: ◯委員(米丸貴浩君) 今のオリンピック聖火を活用した事業ですね。これ、1月の30日ではなかったんですか。日にちはこの日にちで、2月の13日でよろしいんですか。 265: ◯委員長内野明浩君) 貴島課長。 266: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 当初ですね、この総務省からの呼びかけがある前は、聖火リレーに絡めて走り方教室などのイベントをする1月の末に計画しとったんですけども、この総務省からのお話がありましたので、この機会にこれと合わせた形で、当然イベントの中にですね、オリンピック種目である体操であるとか、いろんなスポーツを絡めてイベントを計画したいと、ちょっと路線を変更した形になります。  以上です。 267: ◯委員(米丸貴浩君) 分かりました。 268: ◯委員長内野明浩君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 269: ◯委員長内野明浩君) ないようですので、次の報告をお願いいたします。  金堂健康推進部長。 270: ◯健康推進部長(金堂円一郎君) 私のほうから、次の新型コロナウイルスの感染対策の現状というところで、お配りしている資料に基づいて御説明をさせていただきます。  もう委員各位御存じのように、全国的には感染者が各都道府県で最多を更新するなどの状況がうかがえます。福岡県におきましても、いわゆる第2波以降、毎日大体1桁台で推移しておったところですが、11月に入った文化の日以降、大体ちょっと多くなっている傾向でございます。  まず、1ページのほう、これは11月15日現在ですけども、11月に入りまして4名の新規の陽性者が報告されております。年齢等もこの資料を御覧ください。  めくっていただいて、2ページから4ページまでに、市内で陽性者の報告に関する県から入手できた情報を載せております。網かけの部分は、調査中であった福岡市の事例が後日発表になった関係でございます。  5ページをお開きください。改めて、福岡コロナ警報を確認の意味を込めて載せております。万が一感染が拡大した場合、医療機関にですね、どのタイミングで病床の準備に入るかというふうな、客観的な資料として県独自に設定したものです。これは、8月5日にこの福岡コロナ警報が発動されて、9月の連休の状況を踏まえた後、10月8日に警報が解除されました。その際に基準の見直しが一部行われております。  感染者数の部分ですけども、以前は3日連続で8人以上だったのを、3日連続で40人以上かつ増加傾向と。感染経路不明者は、従前は直近3日間であったのが、1週間当たりというふうなところに変更されております。病床稼働率並びに重症病床稼働率については、従前は50%以上だったのが、低く設定する形で、準備に時間を要する観点から25%にされているところでございます。  ページをめくっていただききまして、次は、ちょっと小さくて申し訳ありません、ちょっとトレンドをちょっと見ていただきたいという思いで載せております。ここは、少し前になりますけども、11月8日現在のこの福岡コロナ警報の各基準を見える形にしております。最近の傾向では、やはり経路不明者の割合が大体50%を超えるような状況で推移しておったところです。福岡県の状況からしますと、病床稼働率、重症病床稼働率は今のところ他の都道府県と比べて、余裕があるという言い方はちょっと語弊がありますけども、まだ体制に大きな影響を与えるような状況にはありません。  加えまして、日頃から注視しております中等症IIの状態にあられる方、11月6日が11名、11月7日が10名、11月8日が6名でございましたので、この方たちが重症に行ったとしても、まだ病床数からすれば大きな影響はないというふうに考えられております。  7ページお開きください。  国のほうとしたらば、インフルエンザ並びにコロナの同時流行に備えて今後の取組の方針を示しているわけですけども、その中で、医療提供体制の確保という観点から御説明をさせていただきます。  10月14日付で福岡県から来た情報でございますけれども、重点医療機関として19の医療機関を指定したと。このことから、手書きのほうになりますけども、従前は病床数が490床であったものが、61床増えて551床確保したと。そして重症病床者数は、60床だったのを30床増やして90床に今現在されております。  9ページをお開きください。  こちらは福岡県から10月27日に来た文書になりますけども、感染症の疑い患者の受入協力医療機関を指定したということでございます。これは、かいつまんで言いますと、救急搬送される際、病院・医療機関のたらい回しにならないために、あらかじめ45の医療機関118床を指定して確保したということでございます。今後、救急搬送の際に、陽性か陰性かまだ分からない患者については一旦こちらの45医療機関118床で対応して、検査の結果、陽性と分かれば、先ほど申し上げた551床の医療機関で調整を図っていくというふうな流れになります。  11ページお開きください。これは10月30日付、県から来た文書になります。インフルエンザとコロナの両方の症状であります発熱患者の方が診療・検査を行う機関を指定したというふうな内容でございます。診療・検査医療機関として1,050機関を指定したということでございます。  市民の方々については、発熱等の症状がある場合は、まず、かかりつけ医などの身近な医療機関に電話で御相談をされ、そこが診察・検査が行うことができる医療機関であれば、そこを受診していただくことが基本になるというふうな内容でございます。  なお書きに書いておりますとおり、診察・検査ができない場合や、どこを受診していいか迷った場合は、従前の帰国者接触者相談センターが、受診相談センターに改められましたので、こちらでも電話対応していくというふうなものでございます。  1,050の医療機関を福岡県を四つの区域に分けて表されております。福岡地域、こっちは政令市の福岡市も入った数字にはなりますけども、診療と検査が両方できる医療機関が420、診察のみを行う医療機関が71、合計491、福岡地域では491を指定したということでございます。  この表のその下にあります米印をちょっと御確認ください。これ、ポイントになるんですが、診療・検査医療機関以外にも発熱患者等の診察・検査を行う医療機関がありますというような表現が付記されております。これは後ほど御紹介をさせていただきます。  11ページをお開きください。こちらは発熱等の症状がある場合の相談、受診方法として、県のほうが周知徹底を図っている文書の1例になります。本日の新聞各紙の朝刊に、県の「福岡県だより」の臨時のやつが報道されている、この内容でございます。  12ページを御覧ください。これは11月9日付で、先ほどの発熱患者等の診察・検査を行う医療機関情報を公表しましたというふうな内容でございます。内容を見ていただきますと、三つ目の丸です、これらの医療機関のうち、すなわち1,050の医療機関のうち、情報の公表に承諾いただいた一部の医療機関、259の医療機関について、本日、県のホームページで公表しましたということでございます。  資料の14ページから22ページまでにその情報を載せておりますが、18ページのほうに大野城市で二つの医療機関、太宰府市で二つの医療機関、次の19ページの上段のほうに那珂川市の医療機関が三つ載っております。したがいまして、筑紫地区間内で公表に同意された医療機関は、春日市と筑紫野市はないというふうな状況でございます。  これからなんですけども、保健所長のほうに電話で、「公表はされてないですが、当然、春日市内の医療機関、受診できる医療機関があるはずですけど」とちょっとお尋ねをさせていただきました。  これは個数だけのお話になりますので、私たちも具体的な医療機関名は分かりませんが、春日市内で指定をされている医療機関、診察と検査両方行える機関が23、診察のみ、診療のみを行う機関が2、すなわち指定されている医療機関は合計25。  あと、先ほど表の枠内の米印にもありました、指定を受けてませんが診ますという医療機関もあります。診察と検査両方診ますよという医療機関が5、診察のみが5、合わせて10の医療機関に何らかの形で対応していただけるということです。  また、署長とのやり取りの中で分かったことは、当然、病院の医療機関の機能として、発熱患者を受け入れない病院もあります。例えば皮膚科、眼科、精神科、整形外科であるとか、そういった類いの病院が23ありますので、それはこの発熱関係の対応はしていないというふうな情報でございます。  全国的には、この公表に際しては31都道府県が非公表であるというふうな情報もありますし、九州・山口の中では福岡県だけはどうにか、どうにかという言い方は変ですけども、公表をしているところでございます。  あわせて、本日追加でお出ししている資料がございます。11月16日付で、県から新たに557の医療機関を追加したというふうな、1,050の医療機関から1,205医療機関、すなわち指定に新たに加わった医療機関があるというような情報ですので、こちら後ほど御確認ください。適宜、指定並びに公表については今後されていく状況でございます。  あと、23ページ、24ページを御覧ください。こちらは筑紫保健所のほうから広報誌への掲載について依頼があった文面をちょっと載せております。  24ページのほうを御覧ください。今回、市報のほうへの掲載については、医療機関のかかり方ということで、まずはかかりつけ医に電話で相談してくださいと。かかりつけ医のない方はお近くの医療機関に電話で相談してくださいと。次に、四つの病院の名前があります。徳洲会、福大筑紫病院、済生会二日市病院、自衛隊病院は除きますというふうに、保健所のほうがあえて明記をされていますので、こちらの医療機関には電話はなさらないようにというようなことで周知を図ってまいります。裏を返せば、重症者等の対応に特化していくというふうなものが見えてまいります。  現時点で我々が把握している情報はこれだけでございます。あと、最近ではワクチンの開発関係、ファイザーであるとかいうふうな情報も入ってきてますけども、まだちょっと具体的な情報が入ってきておりませんので、いずれにしても、新年度のどこかの時点で予防接種関係が、ようやく基礎自治体である私たちが動けるような、具体的な感染症に関する動きが出てまいろうかと思っております。適宜、市民厚生委員の皆様には、感染状況に対応する内容については情報共有をさせていきながら、御意見等を賜りたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  すいません、簡単ではございますけれども、コロナの関係の説明を終わります。 271: ◯委員長内野明浩君) ただいまの説明に関しまして質問があればお願いします。  米丸委員。 272: ◯委員(米丸貴浩君) 発熱等の症状がある場合の相談・受診の仕方の中で、「かかりつけ医等の地域で身近な医療機関」って書いてあるんですが、例えば、私だったらかかりつけの病院が日赤ですから市外なんですよね。それは関係ないんですか。どうなるんだろう。 273: ◯委員長内野明浩君) 貴島課長。 274: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 恐らくその「地域」とかいうのは、もちろん職場の近くでかかりつけ医を持ってらっしゃる方もいらっしゃると思いますので、そこはあまり考えなくてもいいのかなとは思います。ただ、ちょっと気になる点は、日赤病院はそれなりに大きい病院ですので、ひょっとしたら筑紫地区と同じような、「ここにはかけないでね」っていう病院に該当している可能性はなきにしもあらずですね。 275: ◯委員長内野明浩君) ほかにありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 276: ◯委員長内野明浩君) ないようですね。次の報告をお願いいたします。  貴島課長。 277: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それではですね、健康スポーツ課からお配りしております資料の一番最後のページに10月分の総合スポーツセンター等の利用状況の表をつけておりますので、これは後ほど御確認ください。  それとあわせましてですね、資料と一緒にとじております卓球教室のチラシをおつけしております。12月5日土曜日にですね、日本初のプロの卓球選手であります松下浩二さん、ロンドンオリンピックの卓球女子団体銀メダリストの平野早矢香さんをお迎えしまして、卓球教室を開催いたします。こちらは指定管理者である春日まちづくりパートナーズの実施事業になります。当然こういう時期でございますので、新型コロナウイルスの感染症対策として観覧人数であるとかを制限させていただいて、事前申込制という形でさせていただく予定です。  事業の御紹介でございました。以上です。 278: ◯委員長内野明浩君) 質問ありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 279: ◯委員長内野明浩君) ないようです。金堂健康推進部長。 280: ◯健康推進部長(金堂円一郎君) あと、次第には載っておりませんが、来月の12月に上程します案件関係をちょっと簡単に御紹介だけさせていただきます。  まず、条例案件が健康推進部4件予定しております。国民健康保険税条例の一部を改正、あと介護保険条例の一部を改正する条例、あと後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例、基本的に地方税法施行令とか地方税法の改正に伴う内容になっております。  もう一つが、いきいきプラザの設置条例を上程予定にしております。子育て支援課の所掌になりますけども、発達支援室の設置工事に伴いまして、各諸室の名称等を書いておりますので、そこら辺を含めて文言の整理もさせていただいている内容を条例案として上げさせていただきます。  また、補正予算については、一般会計含めて、全特会、補正予算を上げます。特に、一般会計でお耳にまずちょっと紹介する必要があればちょっとそれぞれお願いします。 281: ◯委員長内野明浩君) 武末課長。 282: ◯高齢課長(武末竜久君) 一般会計につきましては、高齢者運転免許証自主返納事業を債務負担行為で令和3年度上半期の分の購入費を計上する予定です。あと、当初予算で計上しておりました安心生活補助事業費について国庫補助の内示がありましたので、生活困窮者就労準備支援事業費国庫補助金として計上いたします。  以上です。 283: ◯委員長内野明浩君) 貴島課長。 284: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 健康スポーツ課分の一部ですけれども、ちょっと紹介をさせていただきます。体育施設費のほうで、今年度、西野球場及び隣接地の測量業務委託料を計上しておりましたけれども、施設整備計画の策定スケジュールの見直しなどにより一旦本年度予算は減額し、令和3年度当初予算に改めて精査の上、計上することといたしております。そちらのほう、委託料の減額が一番大きなものになります。  以上です。 285: ◯委員長内野明浩君) 金堂健康推進部長。 286: ◯健康推進部長(金堂円一郎君) あと、特会関係は繰り出し、繰り入れの関係でありますとかが、大きなメインになります。国保特会においては歳入でですね、例の新型コロナウイルスに関する減収分の国庫補助の分を一部ですけども、上げる形にしております。 287: ◯委員長内野明浩君) 武末課長。 288: ◯高齢課長(武末竜久君) 介護保険事業の特別会計につきましては、地域支援事業の一般介護予防事業費、地域包括支援センターの運営事業費、任意事業費の歳出の増、それに伴う特定財源の増額、減額と、あとインセンティブ交付金の増額の計上を予定しております。  主なものは以上です。 289: ◯委員長内野明浩君) 金堂健康推進部長。 290: ◯健康推進部長(金堂円一郎君) 以上で12月に上程する予定の御紹介を終わらせていただきます。  以上で健康推進部の説明は終わります。 291: ◯委員長内野明浩君) どうもありがとうございます。健康推進部の所管事務調査及び報告を終了いたします。 292: ◯委員(米丸貴浩君) 委員長、1点。このままで聞いていいですか。 293: ◯委員長内野明浩君) じゃあ、どうぞ。 294: ◯委員(米丸貴浩君) 貴島課長、総合情報メールにまたセアカゴケグモが出ましたっていうのが来たんだけど、さきの委員会の中では、今のところ落ち着いていますという報告でした。その後にまた出てきたということで、どこから出てきたか総合情報メールじゃ分からないんだけど、今後どうされるんですかね。駆除っていうのは、完全に駆除してしまうのはやっぱり薬剤の散布とかそういうのがまた必要になるのかなと思うんですけど、いかがですか。 295: ◯委員長内野明浩君) 貴島課長。 296: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 今回ですね、見つかったのは一匹ずつではありました。聞くところによると、セアカゴケグモは冬は越せないというふうに聞いておりますので、ある程度落ち着いた状況は出てくるのかなとは思ってます。  ただ、今回巡回する中で卵も見つかってますので、ちょっとそこは継続して巡回は続けていかないといけないかなと思ってます。ちょっと、ここについては引き続き見回りを重点的にやっていくというふうにして、来年に備えたいなと考えております。 297: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 298: ◯委員(米丸貴浩君) 課長、冬は越せないっていうのは、成虫だと冬は越せないということなのか、卵は大丈夫なのか、ちょっとすいません、そこが分からなかったんですけど。 299: ◯委員長内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 300: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 申し訳ありません。私もそこは把握しておりませんので、冬は越せないとは聞いてはいますけれども、ちょっと、それで安心することなく巡回はこれからもやっていこうと考えております。それで発見をしたいと。 301: ◯委員長内野明浩君) その辺は、はっきりさせとったほうがいいんじゃないの。卵でもつかね。それは、今度報告してくださいよ。  米丸委員。 302: ◯委員(米丸貴浩君) 冬は越せないんだったらですよ、冬になったらみんな全滅してしまえば、来春には真っさらの状態になるのかなと思うんです。またどっかほかから来れば、そういう意味なんですか。 303: ◯委員長内野明浩君) 貴島課長。 304: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 確認して後日報告させていただきたいと思います。 305: ◯委員長内野明浩君) お願いいたします。
     それでは、これで健康推進部の所管事務調査及び報告を終了いたします。どうもありがとうございました。  これで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後2時23分                 再開 午後2時26分                ──── ─ ──── ─ ──── 306: ◯委員長内野明浩君) 委員会を再開いたします。  それでは、市民部の議会閉会中の報告事件をお願いいたします。報告をお願いいたします。  渡辺市民部長。 307: ◯市民部長(渡辺厚子君) 市民部でございます。よろしくお願いいたします。  本日の市民厚生委員会におきましては、報告事項1件となっております。それでは、報告事項、人権週間の取組について、岩隈人権男女共同参画課長より説明させていただきます。 308: ◯委員長内野明浩君) 岩隈人権男女共同参画課長。 309: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) ただいま机上配付いたしました令和2年度人権週間の取組についてを使いまして報告いたします。  まず初めに、この取組の趣旨でございますが、標記のとおり世界人権宣言が1948年、昭和23年12月10日に採択されまして、国際連合はこの日を人権デーと定めました。法務省と全国人権擁護委員連合会は12月4日から10日までを人権週間とし、様々な人権問題に対する啓発を全国的に展開しております。  下が、次に本市の本年度の取組でございます。  1)街頭啓発。こちら、障がい者の週間とですね、一緒に行うものです。12月3日午前7時30分から、場所は各駅ですね。西鉄春日原、JR春日、JR大野城の駅前でリーフレットの配布でございます。リーフレットと併せまして、障がい者の団体のほうに調達していただきましたコーヒーパックやラスクのほうを併せて配るものでございます。  2)啓発冊子ひまわり。こちら第29集になります。テーマは、今年はコロナ感染禍、新型コロナウイルスの感染症がまだ続いておりますけれども、その中でですね、心ない方が少なからずいらっしゃるということで、医療関係者等ですね、そういった方や患者の方とかに中傷とかですね、心ない書き込みなどがあるということで、市民の方に対して「感染症と人権」というテーマで市報12月1日号折り込みで全戸配布の予定でございます。  3番目、人権講演会でございます。こちらは別添の資料がございます。2枚目でございます。12月8日午後2時から午後4時まで、場所は市役所大会議室。新型コロナウイルス感染症予防につきまして、やや規模を縮小して開催いたしますが、定員40名ということで講演会のほうを開催いたします。講師は神戸金史さん、こちら、RKB毎日放送局のデジタル報道担当専門局長でございます。この方がですね、相模原の障がい者殺傷事件から考えるということで、演題が、「「不寛容」の時代をどう生きるか」ということで御講演いただく予定でございます。  続きまして、4)人権擁護委員による特設人権相談。こちらも同じ日、12月8日に午前10時から1時まで、場所は市役所2階の市民相談室で開催いたします。あわせまして、県の一斉の取組としまして、12月6日にですね、県内一斉無料電話相談のほうも実施する予定となっています。  最後です。人権パネル展。こちらは、「輝く~スポーツと人権~」というテーマでですね、場所と期間につきましては、市役所が11月30日から12月10日、ふれあい文化センターが、ふれあいプラザで12月12日から24日までパネル展を開催いたします。実はこちら、東京オリンピックが本年度あると見込んでおりまして、次年度に変更になったわけですけれども、やはり、スポーツを通じて人権を考えるテーマ、人種の問題や障がい者のことで広くオリンピックの憲章等ですね、そちらのほうのテーマに、パネル展のほうを開催する予定です。  この人権パネル展と併せましてですね、市役所のほうでは、はるかぜのオリジナルカレンダーの原画展示、ふれあい文化センターのほうでは、併設いたします図書館で人権関係図書コーナーの設置を行う予定でございます。  その他、市報12月1日号での啓発や懸垂幕の掲示、公用車のボディパネルの掲示、コミュニティバスの広告というふうなことで、以上を大きく分けて5項目で人権週間の取組を行ってまいる予定でございます。  報告は以上でございます。 310: ◯委員長内野明浩君) ただいまの報告に関しまして、質問をお受けいたします。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 311: ◯委員長内野明浩君) ないようですね。それでは、お願いいたします。  渡辺市民部長。 312: ◯市民部長(渡辺厚子君) 市民部の報告は以上になります。  それと、12月定例会に係る議案等につきまして、簡単に私のほうから説明をさせていただきます。  市民部では、12月の定例会において歳入及び歳出の補正予算を上程する予定です。歳入は市税や歳出に連動した国庫補助金、歳出については社会保障・税番号制度や生活困窮者自立支援事業関連の事業費を計上する予定です。  市民部の説明は以上になります。ありがとうございました。 313: ◯委員長内野明浩君) ありがとうございました。以上で市民部の報告を終了いたします。  これで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後2時34分                 再開 午後2時35分                ──── ─ ──── ─ ──── 314: ◯委員長内野明浩君) 以上で本日の市民厚生委員会を散会いたします。どうもお疲れさまでした。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午後2時35分...